琵琶島弁財天 | 酒と散歩の日々                                               

 久しぶりに、金沢八景~追浜の海沿いを歩いてみようと思った。スタートは、京急金沢八景駅。口開けに駅前にある「八景堂」で昼飯&ビールをやったことは昨日も書いた。

 自分の中で、この「八景堂」とセットになっているのが、これもすぐ駅前になる平潟湾に突き出すようにある琵琶島である。ここには、北条政子が勧請した弁財天が祀られている。このようなセットは、「味美食堂」&「走水神社」のように他の場所でもありがち。

 

 

 

 通りを渡って、琵琶島へ。以前はここのすぐ脇に、シーサイドラインの高架の駅があって、この琵琶島を見下ろすように俯瞰することができたのだけれども、この線自体が京急線の駅のところまで延伸されて、駅も移動してしまった。

先日、シーサイドラインに乗って、久しぶりにこの琵琶島を上から見られた時、懐かしさまで感じてしまった。

 

 

 鳥居を抜けてすぐのところに弁財天の像が置かれている。これは横浜金澤七福神として後から造られたもの。そっか、横浜金澤七福神・・・あとで調べてみよう。

 祀られている弁財天は、琵琶島にある小さな社にいらっしゃっていて「立身弁財天」と呼ばれているのだという。

 

 

 このあたりから振り返ると、通りの向こう側の真正面に瀬戸神社が置かれている。こちらは、政子の夫である源頼朝が勧請したもの。形の上では、この琵琶島弁財天はこの瀬戸神社の末社にあたる。

 

 

 ここまでの参道を含めて、この琵琶島は埋め立てて造られたもの。この短い橋の向こう側が、正式には琵琶島となる。

 

 

 こちらの社に「立身弁財天」が祀られている。ただし、このように社は柵で囲まれていて近づくことはできず、その姿を見ることもかなわない。

 

 

 上の社の写真の背面にも映っているが、この先平潟湾をめぐるように、シーサイドラインの高架がはしっている。まずは、この高架の下を湾に沿って歩いていこう。