冒頭の部分は、昨日のものをなぞる。
「1月の旅行記である。1泊2日の岡山の旅、目的は2つ。備前焼とカキオコである。
旅行初日は、その備前焼の里 伊部へとむかった。」
赤穂線の伊部の駅でおりて、双葉食堂で食事をした。そこからまずむかったのが、天津(あまつ)神社。
備前焼揉みたいけれども、やっぱり神社を巡るのも好きなのだ。
以前の旅行記だったら、1回に1社ずつ書いていたのだが、今回の旅行は書きたいことがたくさんある。そんな風に書いていたら、たぶんこの旅行記は15回を超えてしまうんじゃないか。そんな事態にならないように(まだ12月の出来事で書いてないこと、撮って出しで書きたいこともいくつも残っているのだ)、伊部で巡った3社を今日まとめて書く。その分、写真も多い。
この天津神社だけは事前にかなり調べてあった。というのは、ここの狛犬さんが備前焼で作られていることが有名であったため。鳥居の両脇にその狛犬さんが控えている。
巻き毛など細部まで作りこまれた狛犬さん。三浦半島の先端、海南神社にも備前焼の狛犬さんがいらっしゃるが、まったく異なる造り。
大きさもかなりのサイズ。
そして、ここ以外にも、こんな狛犬さんを発見。
こじんまりと岩の上に鎮座している。
これ以外にも、土塀の瓦の上に備前焼で作られた十二支が飾られている。もうね、備前焼満載の神社なのだ。
参道を過ぎて石段の手前に山門。その先に、天津神社の拝殿がある。
ここで二礼二拍手一礼。
そこから、左手。雑木林にのびる小路がある。
その先に、室町~江戸時代に備前を焼くのに使われた窯の1つ、北大窯(跡)がある。
少し上り坂の道を5分も歩いただろうか。
その場所を示す碑が建てられていた。
その周辺を探すと・・・
明らかに備前焼のものである陶片が。周囲の立て看板には、「持ち去り禁止」の旨を示す文言がある。
この碑のすぐ近くには、忌部神社の社があった。
ここでも、二礼二拍手一礼。
そこから街並みへと下る。時系列的には、ここで備前焼の店や工房を見学をしたのだが、そのあと訪うた履掛天神社へ。
散策マップにあったので足を運んだのだが、ここにも備前焼の狛犬さんがいらっしゃった。
こちらも細部まで作りこまれた立派な顔立ち。そして、全身。
拝殿。屋根にはしゃちほこが飾られている。左右にあるのはよくみかけるが、正面の部分にしゃちほこがあるのは珍しい。最初、この方向からみてとんがっているのは何かと考えてしまった。
参拝のあと、社の横にまわりこんで、これもしゃちほこであると気が付いた。
これまた見事な造形である。
さて、明日は時間を少し巻き戻して、いよいよ備前焼の店が並ぶあたりの話へ。