富士をみる旅 東口本宮富士浅間神社 | 酒と散歩の日々                                               

 元旦の大地震から2日が過ぎて今なお犠牲者の数が増え続けている。

 その一方で、昨日は羽田空港で大きな事故もあって、そちらでも犠牲者が出てしまった。

 お亡くなりになった方々にお悔やみを申し上げるとともに、被災された方々へ改めてお見舞い申し上げます。

 天災にさえ人災にさえ、いつ我が身に降りかかるかわからない。安穏と酒を呑みながら、TV画面をみている自分のことを思った。

 「一寸先は闇」ともいう。悔いなきように日々をおくらなければ。

 

 話題を切り替えるのも、悩んだところだが・・・

 

 昨年の12月、久しぶりの御殿場「時の栖」へ泊する旅へ出かけた。かつては年に2度訪れたこともあるくらいお気に入りの場所である。が、コロナ禍もあって2年ぶりとなった。

 そして、この方面へいくと楽しみにしていた長泉町の「クレマチスの丘」が閉園したこともあって、これまた久しぶりに山中湖へと最初の日に足をむけた。この「クレマチスの丘」、つれあいがクレマチスの花が大好きで(庭で育てもしている)何度もいったのに残念至極。

 

 山中湖方面であるが、これも調べてみると何と4年ぶり。そうか、そんなに前になるのか・・・

 さて、車で東名高速をいき、御殿場ICでおりる。前回までは、一般道をキリンの御殿場ディスティラリィの前を通って向かったものが、今回ナビが示す通りに走らせたらなぜか富士五湖道路にのってしまった。一般道設定なのにである。頭の中は??? 途中で気が付いた。あの頃、御殿場ディスティラリィのあたりを走っている時、左手で高架の橋脚を造っているのをみかけた記憶がある。富士五湖道路が延伸されたのだ。しかも、最初の目的地とした「道の駅すばしり」の先に料金所がある関係で、有料道路ではない区間とナビが認識した様子。

 

 というわけで、少々パニックとなりながら「道の駅すばしり」の近くで富士五湖道路をおりる。そして、まずむかったのは道の駅すぐ近くにある浅間神社。正式には東口本宮富士浅間神社。

 ここも久しぶりだ。駐車場に車を停めて、神社の正面にむかう。

 

 

 ここを抜けてすぐの社務所で御朱印をいただく。

 

 

 続いて楼門へ。その前に獅子山がある。懐かしい。

 

 

 台座は富士山の溶岩なんだろうか。いい感じに苔むし、草が生えている。

 

 そして拝殿。

 

 

 ちょうど他にほとんど参拝をする人もおらず、静かにつれあいと二礼二拍手一礼。

上の写真にも写っているが、左右には毎年の干支が木で彫られておかれている。前回きた時はあったかな?その木の状態をみると、その年その年に彫られて順に古びていっているようにもみえる。

 

 

 丑 虎 卯 ですな。下手側には、来年の干支 龍の姿も。

 

 

 拝殿の右手の建物の前には、これも懐かしい狛犬さんの姿。先代さんなんだろうか、かなりの風化そして苔。年月を感じる。こういう姿は、何度見ても感動だ。長き年月、この神社も守ってきたのに違いない。

 

 このブログは私の備忘録でもある。こうやって過ごした日々を綴れることをありがたく思いながら生きていこう。