今年のベストショット | 酒と散歩の日々                                               

 毎年、1年の最後はどんな話でいこうか迷う。

昨年は、このハンドルネーム「珈琲利休」の由来。そして、一昨年はその年に撮った「富士山」

 必ず最後にあるのが、毎年恒例のさだまさしさんの「カウントダウンコンサート」への参戦。ファンであるつれあいと両国国技館までいくようになってもう何年になるだろう。予定通りであれば、このブログはその国技館からアップされることになる(今日の分はあらかじめ書いてある)。最後に国技館からの写真が加えられれば、これまた例年通りとなる。

 ここ数年コンサートの中で色んなさださんゆかりの噺家さんが登場して「芝浜」の一席があるのだが、今年は春風亭一之輔師。これもお楽しみの1つ。

 

 今年の最後の投稿は、今年のベストショットにすることにした。仕事へいく時も散歩をする時も常にカメラを持ち歩いている。ほとんどスマホで撮影はしない。

 へたの横好きではないが、写真を撮るのが好きである。

 

 

 江奈の干潟から。この写真が今年のベストだと自分では思っている。

 

 この日は、たまに走らせる三浦のワインディング&アップダウンの道、ほとんど前後に車をみかけることのないこの道を久しぶりに車で走った。家を出たのはまだ暗い時分である。いつもこの江奈の干潟のところで小休憩を入れる。ここからの景色が好きなのだ。

 ちょうど陽が昇ったところ。朝焼けがまぶしい。そこからみるみる空の色が変わっていく素敵な時間だった。

 

 

 干潟には哲学者のように佇むサギ。

 

 それから、これは思いもよらぬ嬉しい誤算だったのだが、たくさんのカモが入り江に遊んでいた。ここでカモをみかけるのは多分初めてである。

 このブログへよくお越しいただいている方はご存じかと思うが、私の趣味の1つはカモ見なのである。

 

 

 マガモとヒドリガモの大集団。

 

 

 干潟の最奥はアシの草叢。

 

 

 もう冬枯れの季節。葉擦れの音も寂しげである。

光と風景と音のすべてが印象に残るそんな朝だった。

 

 

 そこから車で約5分の宮川公園に着いた頃には、すっかり青空が広がっていた。

 



 

 皆様、今年も一年間お付き合いいただきましてありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします。