横須賀には数多の老舗の居酒屋が存在するが、こちらの町中華も歴史がある。どっちが本店かはよく知らないけど、安浦(現在の県立大学)と横須賀中央に店舗がある「上海亭」である。
私は中央の方の店が専門(安浦展には1度だけお邪魔したことがある)。
その名も高いジャンボラーメンなど名物料理がある中で、私が好むのは五目焼きそばである。
固焼きではなく両面焼きの焼きそばに餡がかけてある。だから、いわゆる炒めそば(これを焼きそばと称する店も多い)ではない。
カウンターに腰を下ろし、この五目焼きそばと瓶ビールを所望。
暑いさなかである。まずは、ビールの一杯目を楽しむ。図らずも、ビールの背景にその五目焼きそばのメニュー写真が貼ってある。
店内には、横須賀を舞台としたアニメ「ハイスクールフリート」のパネルやポスターがたくさん貼られている。横須賀愛に満ちた店でもあるのだ。
麺を大盛りにしてもらった関係で、餡が少なめにみえる。作る人によっては、餡をサービスしてくれることもある(ように感じるだけかな)が、この日のバランスはこんな感じ。
で、餡が足りないかというとそうでもない。香ばしく焼かれた麺そのものが美味い。ビールのつまみにもなる。
後半は、ちょっとだけ酢をかけて味変ね。
そうそう、この店自家製麺なのだ。