この店ではこれを喰うって決めている私がいる | 酒と散歩の日々                                               

 私は、あまり常連扱いされることを好まない。だから、同じ店に週に何度も出かけたりということはあまりない。多くても、月に1~2回だろうか。だから、店の方で顔を覚えられているというのも多分数軒である(いや飲食業の方は、一度来店した客を忘れないという方も多いのかな)。

 それでもって、その店にいくと注文する品というのがだいたい決まっている。この辺の、読まれている皆さんの嗜好が知りたいな。同じ店にいっても、毎回違うものを注文するという方も多いのだろうか。

 私のこの傾向は、呑むような店でも飯を喰うような店でおそれほど変わらない。

気に入ったものを毎回、頼む傾向が高い。

 

 

 少し前に久しぶりに入った横須賀中央駅前の「千里飯店」。その時美味かったランチメニューの「麻婆茄子(ここはチェズと発音したい)」の定食が美味かった。というか、この麻婆茄子が、好みに合った。

 この夏、再度「千里飯店」にいったのだが、当然頼んだのは同じ「麻婆茄子」の定食。

 

 

 当たり前だが、ランチのセットで出てくるものは決まっている。サラダに杏仁豆腐。

 

 

 そして、鍋を振るいい音とよい香りも楽しんだところへ、麻婆茄子とご飯とスープ。

 

 

 ナスと油は相性がいいとよくいうけれども、ここのほど良く油通しされた茄子は、中身がトロトロ。さすがに皮の部分はしっかりしているけども、口の中に入れると蕩けるよう。しかも、めちゃめちゃ熱い。

 この熱さも美味さの要素だよね。

 

 本音を言えば、もう少し辛い方が好み。そして、もう少ししょっぱくない方が好み。ただし、塩が強い分、ご飯がすすんじゃう。ご飯がお代わり自由なので、お願いしちゃう。カロリーオーバーじゃんか。

 ま、意志薄弱な自分が悪いんだけどね。

 

 というわけで、「千里飯店」の他のランチセットには目もくれない自分がいる。多分、次もきっと・・・