謹呈『完本 コーヒーカップの耳』に登場する人、あるいはご遺族に、この本を謹呈させていただいています。消息の分からなくなっている人もあるのですが。連絡のつく人には届けているのです。そんな中、あるご婦人は、仏壇にお供えし、亡くなられたご主人と思い出話をしたのだとおっしゃいました。少しはいいことをしたのかな、と思ったことでした。