「坂の上の雲 二」 by 司馬遼太郎 | Coffee Break

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つれづれなるままに、日々の出来事、感じたことを思うままにつづろうと思います。

実は、

「坂の上の雲 一」

は、4年前に読んでおり、

その後、頓挫しておりました(^0^;)

 

ふと気になり、

二巻からまた読み進めようと

企てております。

(最後まで読めるかなぁ。

全6巻あります・・・ちと不安)

 

「坂の上の雲 二」

司馬遼太郎 著

2004年4月 発行 

文藝春秋 出版

 

 

1969年11月に刊行された

ものの新装版です。

 

「坂の上の雲」は、明治に生きた伊予松山の出身

正岡子規と秋山好古秋山真之兄弟の話です。

 

と申しましても、

秋山兄弟・・・って誰?

状態で拝読させていただいております。

そのような方が

日本史に出て参りましたでしょうか・・・

なぞ!

 

物語、小説の主人公としましては、

そのほうが、いや、知名度が低くて

かつ活躍している方のほうが

良いなぁ、なんて

生意気な感想を持っております。

 

彼らは、軍人です。

兄好古は、日本陸軍、

そして弟真之は、日本海軍

でした。

 

第二巻では、

正岡子規が若くして

病気のために亡くなりました・・・

(あっ、これってネタバレ?)

 

正岡子規さんは著名です。

 

柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺

 

くらいしか出てこないのは辛いですが(^0^;)

 

日本の俳句短歌界に新風を吹き込んだ・・・

 

そして、まだまだ開国から間もない

日本にとっては

とてつもなく大きな決断に

果敢に取り組むであろう秋山兄弟

 

二巻では、

いわゆる日露戦争が始まるか・・・

あたりで終わっておりました。

 

しかし、秋山兄弟も正岡子規もですが、

一つのことに取り組むにあたって

それはそれはひたすら

努力の人・・・

だったのだなぁと

思いますが、

それをまた、小説で

書き進める

司馬遼太郎さんにも、

頭が下がる・・・・

 

司馬遼太郎さんは、小説の中で

「この小説をどう書こうかということを

まだ悩んでいる」

 

と正直に心の内を吐露されている箇所があり

なんだか、微笑ましいと申しますと

失礼かもしれませんが、

親近感を覚えてしまう私・・・(^_^)

 

 

もしかしたら、

三巻も読み、また

ご紹介することがあるかもしれませんが、

ご容赦いただきますよう、

お願い申し上げます。