こんにちは。
アドラー心理学 褒めない叱らない勇気づけ子育て 春木恵です。
「この言葉は、勇気づけになりますか?」
「こんなふうに言うと、勇気くじきでしょうか?」
というご質問を、よくいただきます。
ママの頭の中は、「どう伝えようか?」が多いですよね。
たとえば、子どもが自分からピアノの練習をはじめたとします。
ママは、勇気づけのチャンス!明日からもやらせなきゃ!と、声をかけました。
「ママは、あなたが自分から練習をはじめて嬉しいわ~!!珍しいこともあるのね!明日からもこの調子♪」
さあ、これは勇気づけになるかしら。
お子さまの心は、気持ちよく「明日もまた自分からやってみたい!」となるでしょうか?
言葉的には、「主語はわたし」で気持ちを伝えているから、柔らかいニュアンス。
練習をはじめるプロセスに目を向けていて、いいかんじ。
でも最後の「珍しいこともあるのね」に、本心がちょっぴり出てますよね。
「珍しい」という言葉のねっこには
「いつもやらないのに」
「どうせ今日だけなんでしょ」
という想いが潜んでいます。
では、「珍しいこともあるのね」を外せばOKかというと、やっぱり違和感がありませんか?
嬉しそうな表情ではないですもんね。
コミュニケーションは、【言葉】・【声のトーン】・【表情・身ぶり手ぶり】の組み合わせ。
「うれしいわ」という言葉より、どんな表情・声なのかで、相手に与える印象は大きく変わります。
カリフォルニアのメラビアン博士による、メッセージ伝達の実験から引用します。
この実験結果では、【言葉】より、【声のトーン】【表情・身ぶり手ぶり】の割合が高くなっています。
特殊な条件下の実験なので、すべてではないと思いますが、「どう伝えようか?」と、【言葉】だけやさしい勇気づけ風にしても、子供には、伝わらないのでは…と思います。
【声のトーン】【表情・身ぶり手ぶり】は、無意識です。
練習させよう、うまくならせよう…と子供を操作したい思いがあったら、まず手放した方がいい。
人は「やらされている」と感じたら、反発したくなるものです。ママだってそうですよね?
子供が自分からピアノの練習するかどうかは、子供の問題。
練習するかどうかに必死になる前に、シンプルにピアノをはじめた時の感動を思い出してみませんか?
「あなたのピアノを聴けて嬉しい!」
「小さな体で、一生懸命練習する姿をみたら、元気になる!」
心が変われば、言葉は自然と変わるはず。
とはいえ、無意識なところを変えていくのは、わりと難しいので・・・。
まずは意識しやすい【言葉】を変えて、少しずつ【声のトーン】【表情・身ぶり手ぶり】も、勇気づけになるといいですね♪
どんな【言葉】が勇気づけになるのか、どんな【声のトーン】、どんな【表情・身ぶり手ぶり】が、子どもの心を元気にしていくのかは、
こちらの講座で、仲間とトレーニングすることで、だんだん身についていきますよ~
勇気づけ親子心理学講師 春木めぐみ
☆めぐみプロフィール
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アドラー心理学 褒めない叱らない勇気づけ子育て 春木恵です。
「この言葉は、勇気づけになりますか?」
「こんなふうに言うと、勇気くじきでしょうか?」
というご質問を、よくいただきます。
ママの頭の中は、「どう伝えようか?」が多いですよね。
たとえば、子どもが自分からピアノの練習をはじめたとします。
ママは、勇気づけのチャンス!明日からもやらせなきゃ!と、声をかけました。
「ママは、あなたが自分から練習をはじめて嬉しいわ~!!珍しいこともあるのね!明日からもこの調子♪」
さあ、これは勇気づけになるかしら。
お子さまの心は、気持ちよく「明日もまた自分からやってみたい!」となるでしょうか?
言葉的には、「主語はわたし」で気持ちを伝えているから、柔らかいニュアンス。
練習をはじめるプロセスに目を向けていて、いいかんじ。
でも最後の「珍しいこともあるのね」に、本心がちょっぴり出てますよね。
「珍しい」という言葉のねっこには
「いつもやらないのに」
「どうせ今日だけなんでしょ」
という想いが潜んでいます。
では、「珍しいこともあるのね」を外せばOKかというと、やっぱり違和感がありませんか?
嬉しそうな表情ではないですもんね。
コミュニケーションは、【言葉】・【声のトーン】・【表情・身ぶり手ぶり】の組み合わせ。
「うれしいわ」という言葉より、どんな表情・声なのかで、相手に与える印象は大きく変わります。
カリフォルニアのメラビアン博士による、メッセージ伝達の実験から引用します。
この実験結果では、【言葉】より、【声のトーン】【表情・身ぶり手ぶり】の割合が高くなっています。
特殊な条件下の実験なので、すべてではないと思いますが、「どう伝えようか?」と、【言葉】だけやさしい勇気づけ風にしても、子供には、伝わらないのでは…と思います。
【声のトーン】【表情・身ぶり手ぶり】は、無意識です。
練習させよう、うまくならせよう…と子供を操作したい思いがあったら、まず手放した方がいい。
人は「やらされている」と感じたら、反発したくなるものです。ママだってそうですよね?
子供が自分からピアノの練習するかどうかは、子供の問題。
練習するかどうかに必死になる前に、シンプルにピアノをはじめた時の感動を思い出してみませんか?
「あなたのピアノを聴けて嬉しい!」
「小さな体で、一生懸命練習する姿をみたら、元気になる!」
心が変われば、言葉は自然と変わるはず。
とはいえ、無意識なところを変えていくのは、わりと難しいので・・・。
まずは意識しやすい【言葉】を変えて、少しずつ【声のトーン】【表情・身ぶり手ぶり】も、勇気づけになるといいですね♪
どんな【言葉】が勇気づけになるのか、どんな【声のトーン】、どんな【表情・身ぶり手ぶり】が、子どもの心を元気にしていくのかは、
こちらの講座で、仲間とトレーニングすることで、だんだん身についていきますよ~
勇気づけ親子心理学講師 春木めぐみ
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