死ぬまで現役
ふたたび故七田眞先生の話題です。
学びに対する熱意と挑戦。
七田先生の記念館で、
その情熱が、芯まで伝わってきました。
七田先生の側近牛尾さんの話によると、
読書量は月刊50冊以上とのこと。
今も2万冊を超える蔵書があり、
図書館のごとく、書棚に整然と並んでいます。
その情報収集力は、凄まじいものです。
分野は、あらゆるジャンルに及び、
教育論はもちろんのこと、
最新の科学技術、心理学、精神世界
コンピュータ、健康、経済、国際情勢などなど。
執筆を依頼されると、
関係する書籍・資料をとことん読み、
アイデアをまとめあげます。
執筆は、会社の休業中に集中して行ったそうです。
しかも数冊を一度に書き上げます。
生涯、世に送った著書の数は、200有余。
そして、病床でも、
執筆を続けていたそうです。
死ぬまで、教え伝えることに情熱を傾け、
死ぬまで、学びの伝道師でした。
若いときからの愛読書は、
ヘルマン・ヘッセの「デミアン」
亡くなる前に使っていた鞄の中にも、
たくさんの本を忍ばせていました。
もちろん「デミアン」も。
デミアンの最後の文は、
「すべての人間の生活は、自分自身への道であり、
一つの道の試みである」
七田先生がインドへと旅したのも、
おそらく、自分自身の探求のためでもあったのでしょう。
自己探求を続け、
それをベースに、無数の子供たちに希望を与えてきました。
死ぬ間際まで、
「教育は愛だよ」と、語り続けていたそうです。
その一途な熱意に、完全に脱帽です。
「心の宇宙」エンジニア オーヤ
学びの達人
昨日まで、西日本出張でした。
ブログのアップができず、
大変失礼致しました。
先月末に島根の江津市に行きました。
故七田眞先生のお墓参りのためです。
七田先生ご夫妻とは、
3年ほど前に、
インドでの研修会にお連れして以来、
親しくさせて頂いていました。
昨年の4月に逝去されたときは
とても驚きでした。
「200歳まで生きる会」
を主催されているぐらい
健康を研究し、実践されていた方です。
さて、このたび
七田先生のメモリアルホールで、
生前の業績を拝見しました。
そして、奥様の島代先生からも、
生前の生きざまを伺いました。
七田先生のすごいのは、
学びの精神を決して失わないことです。
一旦、興味を持つと、
とことん研究し、超一流になります。
右脳教育、幼児教育だけではありません。
根付(江戸時代の携帯ストラップ?)の造詣が深く、
現在、島根県立石見美術館にて、
「石見の根付 七田眞コレクションを中心に」
という展覧会が開かれています。
さらには、郷土史、健康法など、
とことん研究し、世に出します。
今回の訪問で、
先生の学びへの情熱が、
私のハートまで伝わってきました。
「心の宇宙」エンジニア オーヤ
自分を受け入れる4つの鍵
昨日、スジャイ氏によるインサイトセミナーがありました。
テーマは、「葛藤から脱出し、人生を前進させる」です。
葛藤は、自分を受け入れていないことから始まります。
4つの部分で受け入れていません。
1.外見
2.技能・能力
3.過去
4.人格
特に、自分の過去を受け入れていないために、
後々の人生でも、
そのココロのわだかまりがのこり、
大きく影響しています。
あるカップルがいるとします。
二人でジョギングしているとき、
夫は、左に曲がろうとして、妻に言いますが、
妻は、夫の言いなりになるのが嫌なので、
右に曲がろうとします。
そこで喧嘩が始まります。
たったジョギングでどっちに曲がるかだけの話です。
過去がまだ癒されずに残っているのです。
子供時代までさかのぼると、
妻が子供時代、
父親がとても高圧的で、支配的でした。
支配的な扱いを受けるたびに、
とても傷つきました。
そして、その後は、
支配的な関係を嫌悪してきたわけです。
その嫌悪感が、ずっと残っているので、
夫の些細な行動でも、嫌悪感が浮上します。
逆に、夫が子供時代、
自分の想い通りにならないと、
泣いたり、わめいたりしていました。
しかし、そのたびに親から叱られ、
内側でじっと我慢するしかありませんでした。
何でも自分の想い通りにするという頑固さが
ずっと深くに残ったままです。
それがほんの些細なことでも、
妻に対して、浮上してきます。
このように、ココロの中で、
過去が、今現在も私たちを支配しているのです。
私たちは、
自分の意思で行動しているように思っていますが、
とんでもありません。
過去の癒されてない部分が、
いまだに強力に作用しています。
そして、絶えず葛藤を続けています。
なぜなら、
過去のわだかまりが強すぎて、
自分が思うようにならないからです。
「心の宇宙」エンジニア オーヤ
宇宙工学と「和の連鎖」?
こんなご質問をいただきました。
以前「和の連鎖反応を願って」と、
メルマガに書かれていましたので、
最近宇宙関連の話題に移られているのは
どういうことなのかなと思いまして、
メール致しました。
ご質問頂いて、私自身、気づかせて頂きました。
私自身の本音をお伝えしていなかったと。
私が宇宙工学を取り上げたのは、
決して専門的話しをするためではありません。
私自身の本音にある目的を説明致します。
多くの人は、自分の心に向き合うことが苦痛です。
自分の醜い部分、嫌な部分、
あるいは傷ついた過去、エゴの部分
などを見たくないです。
これは普通のことです。
その一方で、
自分の嫌な部分も受け入れていかなければ、
本当の幸せはやって来ません。
そこで
私がしようとしているのは、
心を見ることをおもしろくしたいのです。
興味を持てるようにしたいのです。
「心を見なさい」
「内側を見なさい」
というふうに強要するつもりはまったくありません。
どちらかというと、
内側を探究するのは、とても面白いですよ!
自分を発見することは、とても興味深いですよ!
…
とお伝えしたいのです。
私が宇宙工学を学び、研究していたとき、
宇宙というものにとても引かれました。
宇宙を探究すること、現象を見つけ出すこと。
とても面白いです。
「心の宇宙」も同じように、
探究するのがとても面白くなるようにしたいのです。
ただそれだけのための
ネーミングです。
あたかも
ワクワクしながら宇宙探検をするように
ワクワクしながら心の宇宙探検を
一緒にしていきたいのです。
おっしゃるように、
「和の連鎖反応」が最大の目標ですが、
あまりにも大きな目標なので、
まずは、自分自身に興味をいただいていただくこと
そこからしか始まりません。
自分自身が大好きになって初めて、
他の人たちも大好きになっていきます。
それが「和の連鎖反応」です。
「宇宙工学、心の宇宙」はあくまで喩えで、
私たちが大切にしているのは、
ココロの和であり、世界の和なのです。
「心の宇宙」エンジニア オーヤ
罪悪感と純粋な愛の境目?
友人から質問の続きです。
自分の罪悪感と、
「誰かをわかってあげよう助けてあげよう」
という純粋な気持ちの
境目がわからない時が多いのです。
何かアドバイスはありますか?
こんな風にお答えしました……
誰でも両方ともあると思います。
罪悪感であろうと、純粋な気持ちであろうと、
大切なのは、
相手が喜ぶこと、相手が幸せになることです。
あまり悩まずに、
○○さんができることをしてあげれば、
良いと思います。
相手が喜べば、
○○さんの罪悪感もいやされるでしょうし、
純粋な気持ちも、より大きくふくらみます。
私自身、
「人を責めてはいけない」「自分を責めては行けない」
などと、
何か道徳を伝えるつもりはありません。
責めている自分に気付き、
それが疲れることだと分かれば、
おのずと、脳がどうしたらいいのかが分かるだけです。
まずは、○○さん、
今の自分をしっかり受け止めてあげて下さい。
暖かい気持ちを、たまには自分に向けてあげて下さいね。
…とお伝えしました。
○○さんから、すぐに返事をいただきました。
まずは、大きなありがとう、を伝えたいです。
オーヤさんにことばをもらって、
少し観点が変わって、落ち着くことができました。
人のお役に立てて嬉しい、今日この頃です。
「心の宇宙」エンジニア オーヤ
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私の大親友の平田さんご夫妻が、
広島で感動的なセミナーを開催しています。
私も、今までの経験をお伝えしながら、
セミナー内容のアドバイスをさせていただいています。
特に感情をいやし、心の開放を進めるために、
サムスカーラシュッディという、インド式内観法を使っています。
体験談がたくさんアップされています。
http://lakshmiyoga.jp/index.php?FOH%E3%80%80Experience%E3%80%80Blog
また、お二人のブログも、彼らの体験が語られていて面白いです。
http://ameblo.jp/lakshmiyogaworld/
http://yaplog.jp/ruirui-lakshmi/