10円を捨てると目標が達成できる?
この本に書いてある達成したいのに出来ずにいる目標があるときに効果的な方法は、10円玉などを胸ポケットに入れて、ある目標が達成できなかったら、そのコインを“捨てる”という誓いを立てるやり方だそうです。
けれども、このやり方には限界があって、ポケットにコインを入れても“忘れてしまう”場合があること。
そこで、10円玉を道路(廊下)などに置いておき、『目標が達成出来るまでは、それを拾いに行かない!』と誓うのだそうです。
道路(廊下)に置けば誰かに拾われてしまう可能性があるので、確実に能率が上がるはず。
この方法を実行したときの自分の姿を想像すると、10円を拾いに行くことが恥ずかしいと思われ、この方法は私向きではないなと思います。
けれども、この方法の裏側には
“後3時間あるなら、少し眠れるや~”
と思って4時間以上寝てしまうようなことをなくすのに効果があるのだそうです。
目標を持ってはいるけれど自信が持てずにいるときに効果的なのは、
“良い基準”をイメージすることだそうですが、まず人の思考が最初の数字に左右される例として心理学者リヒテンシュタインが被験者をA,Bの二つのグループに分けて質問した時のことが紹介されています。
Aには「アメリカで1年のうちに自動車事故で死ぬ人は5000人ですが、肺ガンで死ぬ人は、いったい何人いるでしょうか?」
Bには「アメリカで1年のうちに感電して死ぬ人は1000人ですが、肺ガンで死ぬ人は、いったい何人いるでしょうか?」
と聞いた場合、Aの方がBよりも“多め”の人数を答えたそうです。
なので、良い基準を“200%”にして考えたほうが出来ると思う可能性が高くなるということのようです。
告白するなら2月・3月?
学生が告白する時期は2月・3月が多いそうです。
理由の一つには失敗した時の気まずさを考えてのことで、もう一つは禁止されるとしたくなる心理を知っているからのようです。
「どれでも差し上げます。」
と書かれている景品が目の前に並んでいるとします。
その景品はバッグ・スカーフ・靴・パソコン・財布・スーツなどです。
そこに
「すみません!バッグと財布は品切れになっちゃいました!」
と言われるとそれが欲しくなる。
この心理と同じで、会えなくなると思うと会いたくなる。
学生時代はそういう心理が働きやすいのが2月・3月。
この心理は別の方向から見ると、別れを切り出されたときに
「別れたくない」
と言われれば言われるほど別れたくなることと共通しているそうです。
手に入らないものに魅力を感じるけれど、簡単に手に入るものにはあまり魅力を感じないというのは確かにありですね。
だからと言って別れ話を切り出されたときに
「うん、別れよう」
とすんなり口から出るかどうかというと感情というものがあるので簡単にはいかないような気がします。
話す順番によって相手を説得できる?
この本に書かれている一番いい説得方法は3段階に分けて話す方法で、まずあなたの『切り札』、『最終的な結論』を話しすと良いそうです。
例~プレゼンの場合
「この商品の画期的なところは、原価を半額に抑えたところです」
~交際の申し込みの場合
「俺、君のことがとっても好きだし、付き合いたいと思っている」
こんな風に話しかけることで、アナタに興味を持っていない相手でも、すぐに話しに引き込まれるはずと書かれています。
プレゼンの場合は確かに興味を持つと思いますが、交際申し込みの場合は何ともいえず・・。
というわけでプレゼンの話だけ続きを書くことにします。
最初の言葉の次に
「・・ただ、もちろんそこには問題もあります」
と話すと、ほとんどの相手は、その後の話に興味を抱くはずで、これは人間が“謎”な部分に?興味を惹かれるからなのだそうです。
そうして相手に興味を持ってもらうことができたら
「問題の原価の半額の部分なのですが、実は社内で反対意見も多く出ていまして・・」
と話を続けると話を聞いてもらえるということが書かれています。
ここまでは問題なしだと思いますが、つぎに話すことは解決策のはずが
「しかし、なんとか通しますから」
と気持ちの問題だけ語っていて、ここが重要だとしています。
相手はすでに問題を解決しようと頑張っているから、それで納得するはず・・と。
ビジネスは、口先だけで頑張るようなことを言って通るものなのかな?
と疑問を感じますが、著者はビジネスマンではないので事情を知らないのかも。
私もビジネスマンではないので事情が分かりません・・。