公認心理師 過去問研究[1066] 第7回悉皆検討〈39〉フォスタリング機関業務 | こころの臨床

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第七回公認心理師国家試験問題(2024年3月3日実施)

問39  フォスタリング機関(里親養育包括支援機関)が行うべき業務として、不適切なもの

     1 つ選べ。 

1)  里親に対する研修
2)  里親制度の普及啓発
3)  里親のアセスメント
4)  子どもと里親家庭のマッチング
5)  里親家庭への子どもの委託措置 

 

 

解は、5

児童相談所の業務

 

「フォスタリング」は昨年から選択肢に出題済み。過去問を直近からしっかりと当たる、つまり、選択肢に見慣れない用語が出現するたびにその趣旨内容を調べておく、という王道の受験勉強をされていた方なら、不安はなかったでしょう。複数の機関が関わる事案については、本問と類似の出題の可能性があることを覚悟しておきましょう。

 

厚労省サイト「フォスタリング機関及びその業務に関するガイドラインの概要」

https://www.mhlw.go.jp/content/11920000/000349126.pdf

 

 

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