こころの臨床

こころの臨床

心理学は、学問的な支えも実践的身構えも、いずれも十全と言うにはほど遠い状況です。心理学の性格と限界を心に留めつつ、日本人が積み重ねてきた知恵を、新しい時代に活かせるよう皆さまとともに考えていきます。

*2025~2026年心楽の会月例会(原則として毎月第1日曜に開催)の予定
1月 第4回日本公認心理師学会学術集会他スタッフ参加報告と感想の共有〈巳は変容と再生の象徴〉【終了】
2月 黒猫漫画の解説と公認心理師の未来を考えるささやかな😿ねこ集会 【終了】
3月 これからの心理専門職の未来に向けての自由参加談話会 【終了】
4月 第8回公認心理師国試総評と今後の展望・菊池寛『屋上の狂人』を読む① 作品概要等 【終了】
5月 菊池寛『屋上の狂人』を読む② 作品の社会的背景の考察、作品をさらに深く掘り下げる 【終了】
6月 菊池寛『屋上の狂人』を読む③ 朗読劇を通して被支援当事者の想いを味わう感受性訓練 【終了】
7月 スクールカウンセラーの学校職員研修デモ『(仮題)医療機関との付き合い方』 【終了】
8月 第2日曜に変更:学会研究発表プレ発表と講評 【終了】
9月 [21日(第3日曜)に変更予定] 本年度の参加学会・研修会等報告(1/2) 【終了】
10月 本年度の参加学会・研修会等報告(2/2) 【終了】
11月 ⑴本年度参加報告補遺 ⑵代理ミュンヒハウゼン症候群に巻き込まれない症例研究〈Liveのみ〉【終了】
12月 杉岡良彦先生講演『人はなぜ苦悩の中でも他者を助けるのか フランクルと「共苦」の思想』解題【終了】
1月 色彩心理学講義~臨床に役立つ基礎-心理学の知識 ⑴【終了】
2月 色彩心理学講義~臨床に役立つ基礎-心理学の知識 ⑵【終了】
3月 小栗正幸先生ご講演『成熟した発達障害』解題
4月 [12日(第2日曜)に変更予定]井上亮著『他界心理学』指導学生の立場から背景事情解説等を含む講評
5月以後未定)NL会員からの研究報告...応募が無ければ、模擬事例公開スーパーヴィジョンを実施します。
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オンライン心楽の会のURLは、ニュースレター会員(恒久無料)の皆さまに毎月末ごろ、ニュースレターに添付してお送りいたします。

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本ブログでは、本法人スタッフと古猫心理士くろにゃんが日頃の臨床の中でふつふつと思っていることや、業界のナカの人だから知るハメになったややトリビアルな情報を綴る「臨床つれづれ」を、ランダムに投稿しています。また、毎年の公認心理師国試合格発表後の4月月初から9月上旬まで、毎日1問、国試過去問検討を連載してきました。

そのほか公認心理師をはじめ対人支援職の知見・見識・技能の向上に資するトピックや制度改革への意見などを随時投稿します。こころの支援の実践にお役立ていただけそうな情報を、幅広い領域からご紹介していきたいです。

4月初めから9月初めまで、第八回公認心理師国試問題を毎日1問ずつ更新しました。
ウィークリーでは、本年9月5日金曜から来年3月31日までは、以下のスケジュールでテーマ別記事を連載中。
投稿時間は、毎日0時アップです。(2026年3月31日まで、4月1日以後には正午(12時)投稿が加わります。)

月水金:「先達の言霊」中井久夫集第2期『精神科治療の覚書』の後、来年3月中旬より待望の河合隼雄集を開始。
火曜日:臨床心理学・精神医療に関連する図書の紹介
木曜日:臨床心理学・精神医療に関連するドラマ・映画・アニメ等の紹介と作品の感想など
土曜日:セキララに心理士の日常と非日常を綴ったくろねこ漫画(2025年11月15日終了後は改題的出来事ロジー)
日曜日:スタッフのエッセイまたは「臨床つれづれ」時々漫画などが掲載されるフリー枠

なお、2026年4月1日水曜から、令和7年度第九回国試過去問検討を、0時投稿での毎日連載を再開(同年9月まで予定)します。
「先達の言霊」は、毎週月曜1回(正午アップ)となり、新たに河合隼雄先生の言霊の連載を始めます。『心理療法論考』をはじめ、心理臨床の真髄を言語化されている名著からのご紹介を予定しています。

...X、「黒猫心理士」アカウントにて、黒猫漫画を再掲しています(第1期:全59作)。

名門の私立女子大の閉学、あるいは、男女共学化を昨今よく耳にするようになりました。

 

 

そもそもにゃんの母校阪女(大阪女子大学)も、20年前に府立大学に吸収統合されました。

 

 

さらにそののち、府立大そのものが市立大と合併してしまって、もう、阪女は影も形もなくなってしまいました。

 

 

いま国公立の女子大を検索してみますと、公立では、群馬県立女子大学と福岡女子大学の2校、国立ではお茶の水と奈良女のみ。

 

おそらく後者は名門中の名門だし、双方東大系だし(って関係あるかは不明...)だから、まずなくなることは想像がつかないけど、前者公立の2校ってもしかしたら存続は風前の灯....(失礼、ただ、阪女残党として我身ごととして言っときたい)。

 

 

 

ほんとうに、これからの時代に、女子大は不要なのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

阪女の大先輩と少しお話しする機会が先日あったのですが、先輩方の時代、元大阪女子師範の母校は、「良妻賢母」教育を掲げていたとか。

 

 

にゃんの時代には、そんなことは全然なくって、むしろ、シスターフッドが醸成される素敵な場だなあ、きてよかったなあと思ったのです。

 

 

それでも、同期とはちょうど干支で一回り上の編入生のにゃんは、他の同期のひとたちとは、やはり、女性として生きた経験が一回り分とはいえ、ずいぶんと違っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず、現代の女子の高等教育機関には、「良妻賢母」教育を掲げるのは、大いに時代遅れも甚だしいことは、誰もがうなづくことだろうと思います。

 

 

ただね、愛国とか国家を防衛するという意識、いわゆる第二次世界大戦のアジア太平洋戦争においては、「母」の役割が、産み育て慈しむことから、とんでもなく歪曲され、国家が「軍国の母」を強要した時代が確かにあったのです。

 

 

そうではなく、

 

ディープエコロジーの理念に基づくならば、

 

国家間、民族間の争いなどは、絶対に許容できない、

 

母の原理、女性の原理に基づく、異議申し立てができる、

 

シスターフッド即ちゆるやかな連帯の礎が築くことができる場とは、

 

「女子」に特化した高等教育機関ではないのか、

 

と、この頃の国際・国内の動きを眺めていて、古にゃんは強く思わざるを得ないのです。