公認心理師 過去問研究[1047] 第7回悉皆検討〈20〉内観法 集中内観 | こころの臨床

こころの臨床

心理学は、学問的な支えも実践的身構えも、いずれも十全と言うにはほど遠い状況です。心理学の性格と限界を心に留めつつ、日本人が積み重ねてきた知恵を、新しい時代に活かせるよう皆さまとともに考えていきます。

第七回公認心理師国家試験問題(2024年3月3日実施)

問20  内観療法における集中内観について、最も適切なものを 1 つ選べ。 

1)  日中は軽作業に取り組む。
2)  日常生活の中で集中して取り組む。
3)  日々、他のクライエントたちとの対話を通して、記憶をより鮮明にする。
4)  過去から現在までの対人関係を、一定期間に区切りながら、思い出していく。
5)  自分自身が「してもらったこと」、「して返したこと」及び「して返したいこと」

   という 3 つのテーマが設定されている。 

 

 

解は、4

 

内観三原則:お世話になったこと・お返ししたこと・迷惑をおかけしたこと

 

 

🐱参考論文:高橋美保「内観療法の作用機序に関する一考察」(2016) J-Stage 

  https://www.jstage.jst.go.jp/article/jna/22/1/22_47/_pdf

 

 

 

😸 ご質問・ご要望はコメント欄へ