みなさんはどんな夢を、よく見ますか?
夢をみない、という方もいらっしゃるかもしれません。
でも、本当は見ているのだけれど、覚えてないだけ...とも言われています。
いろいろな夢があるとおもうのですが、夢にときどき、建物が出てくるということはありませんか?
全部が全部当てはまるというわけではありませんが、夢に出てくる家は、夢を見ている人自身(身体)だと解釈されることがあります。
建物、家というのは、「部屋」をその中に含んで構成されているものですね。
ずいぶん昔の話ですが、当時はまださほど有名ではなかったスイスの若手精神科医カール・グスタフ=ユングが、大先輩のジグムント=フロイト(オーストリアのユダヤ人神経科医)と一緒にアメリカの大学での講演に招かれました。そのときの船の長旅の間、二人は、それぞれが見た夢をお互いに解釈し合うことにしました。
ある夜のユングの夢は、一軒の家をどんどん地下に向かって降りていくと、土の地面があり、そこには頭蓋骨が2つ有る、というものでした。
これは、精神分析やユング心理学がお好きな方には、かなり有名なエピソードとして知られています。
さて、精神分析の創始者(と言われている)で『夢判断(=夢占い)』を著したフロイトは、この若い精神科医の
夢をどのように分析したのでしょうか?
(....次回・たぶん明日につづく....)