上司との関係に悩んでる人、に知ってほしいハナシ-2 | 元No.1ホステスが伝える「ホステスの心得」

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お水歴15年。スナック、ラウンジ、クラブと渡り歩き、年商1億越えの売れっ子ホステスになりました。オーナーママを経て、現在はホステスさんへ「売れっ子になるための心得」をアドバイスをしています♪

ホステス専門アドバイザー:REINAです。銀座ホステス流出映像

 

 


※前回のお話はコチラ^^

ちょっと話はそれるんですがポイント

以前、ホテルの客室管理をやっていたときの上司が、ありえないほどダメ上司でねエヘ

正確には上司じゃなくて、私から見ればお客様に当たるんだけど。

ホテルの店長なんだけど、まあ見事にダメ上司の縮図と言いますか。

何でも人のせい、責任は一切取らない、強い人へのごますりだけはうまい、出した指示は簡単に覆す、大事なことも伝えない、確認してもテキトー、等々。

ある日、とうとう私がブチ切れて、

「何なんですか、あの人!あんな人と仕事できない、ありえない!」

と、本気で激怒したことがあって。




お客様の大事な指輪が紛失して、清掃の際に見かけなかったか、と問い合わせがあったんですね。

お客様は、どこで紛失したのかを知りたくて問い合わせただけで、ホテルに過失があるなんて言い方は全然してなかったんです。

ところが、電話を受けた店長が、

「清掃の人間が盗んだのかもしれないですね」

って、何の根拠もなくお客様に言ったわけです。

それどころか、

「盗んだ人間は返すように」

って、何の根拠もなく決め付けて言い放ちやがったわけです、ありえないでしょ笑

私の部下にそんなことをする人間はいない、もし違ったら社員に謝罪していただきたい、と私がキレて。

結果的に、お客様の勘違いで、指輪はカバンの中にあって、それはそれで安心したんですが、店長は一言も詫びないまま、私と顔を合わせないように逃げ回ってました。




それで私がブチギレしたところ、

「うちの店長が大変失礼なことを言って、みなさんに不愉快な思いをさせて申し訳ない。責任を持って、俺が直々にきちんと指導するから」

と、総括部長がわざわざ現場へ来て、社員に頭を下げてくださいました。

そのとき、この方がいる間はこのホテルで働こう、この人のために仕事をしよう、と私は思ったわけです。

店長なんかクソくらえ、もう相手になんかするもんか、と

私と店長は、まさに水と油、犬猿の仲でした。




やがて、総括部長の異動が決まり、私も同時期に退社を決めました。

私にとっては部長がいるからこその仕事だったし、もう十分土台も築いて、次の人にバトンタッチできるだけの状態にもなっていたので、まったく悔いはなかったんです。

むしろ、辞められることに心晴れ晴れ、さあ新しいことをしよう、みたいなムフッ

ありがたいことに、現場の社員さん達やホテルの方々から、散々引き留めていただきました。

だけど、誰に引き留められても、気持ちは変わらなくて。




ところが。




直属の上司から、

「店長から会社に直々に電話があって、あなたを辞めさせないでほしいって言われたよ」

と言われて、すっごくびっくりしたんです。

私が辞めて一番やりやすい環境になるのは店長だし、散々ぶつかってきたし、秒速で私から逃げ回っていた人なのに、まさか~!と思って。

退社のご挨拶に伺ったときも、絶対いつも通り逃げていないだろうな、と思ってたくらい、全然信じてませんでした。

でも、彼はちゃんと私を事務所で待ってくれていて、

「あなたとはいろいろあったけど、もうあの怒った声を聴けないと思うと寂しい。あなたがいなかったら、このホテルは軌道に乗らなかったかもしれない。もっとここでがんばってもらいたかったのに、とても残念です」

と言われました。




このとき初めて、もっとこの人とたくさん話をして、分かり合えていたら違ったかもしれないな、って、気持ちが揺らぎました。

だからといって、辞めずにいたら、きっと変わらず彼は逃げ回っていただろうし、変わらずぶつかってたと思いますが笑

そんなふうに想っててくれたんだな、って最後に知れて嬉しかったし、店長をイヤなふうに見たまま終わらなくて良かったなーって思ってうんうん

いろいろあったし、尻拭いばっかりですごく大変だったけど、この人と仕事できてよかったな、って、思えたんです気持ち




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