ホステス専門アドバイザー:REINAです。
上司の気持ちは部下に分からず、部下の気持ちを上司は分からない。
そんなすれ違いは、どの職場でも起こるもので、なかなか埋まらない溝でもありますね。
私も、雇われていたころは分からないことがいっぱいありました。
雇われママという中間管理職になって、初めて知ったこともたくさんありました。
オーナーママになって、やっと理解できたことも。
その分、経験と引き換えに、女の子の気持ちが見えなくなったときもあります。
ハッとさせられること、反省させられること、数えきれないほどありました。
通常、上司とじっくり深い話をする、ということは、あまりないですよね。
職場以外でのお付き合いがない場合だと、なおさらです。
特に男性は、心の内を伝えるということが苦手な方も多いし、年代によっても多くを語らない方が多い傾向もあります。
いろんな面で、お互いの気持ちがすれ違うのかもしれません。
ホステスというお仕事は、そういう【お客様の本音】に触れることも、他の職業より少し多いかもしれません。
酔った席だからこそ言えること、会社じゃないから言えること、いろいろあるんだと思います。
幸いにも私は、そういうお話を聴かせていただけることがとても多くて、いろんなすれ違いを見てきました。
期待の新人が入ったんだよ、育ててやりたいんだ、って、我がことのように嬉しそうに話していたのに、がっくりと肩を落として「辞めちゃったんだよ」と寂しそうにつぶやくお客様。
今の子達はかわいそうだよ、生きづらいと思うよ、だからうちでひとつでも何かやりがいを見つけてもらえたらいいなと思うんだよね、と語る社長さん。
その社長さんの悪口や不満ばかり言い続けている、社員さん。
いろんな方がいました。
もっと素直に伝えたらいいのになあ、って思うこともいっぱい。
でも、そうできない何かが、もしかしたら男性同士にはあるのかもしれない。
私は女だから分からないけど、そんな、ちょっと不器用で、でも熱い気持ちいっぱいで、将来会社を背負ってくれるかもしれない若者をまぶしそうに見ていたお客様を、たくさん知っています。
部下の立場にいる人に、上司の気持ちも少しは考えろ、なんて言うつもりはないんです。
私も、考えても分からなかったし、何となく理解はできても想像の域を超えなかったし、分かっていても反発したい気持ちがあったこともありました。
近いからこそ、分かってよ!の気持ちが、お互いに強い。
まったく同じことを、第三者の人に言われたら素直に聴けるのに、上司に言われるとカチンときたり。
ただね。
ほんのちょっと、違う視点で見れるようになると、自分自身の気持ちが軽くなることもたくさんあって。
たとえば、単純にこの記事を読んで、
「あー、○○さんも、そんなふうに想ってくれてたのかもしれないなあ」
程度に振り返ってみるだけでも、今現在目の前にいる人や、これから出会う人達に対する心持は変わるかもしれない。
もちろん、ありえないんですけど!!って上司も、実在しますけどね
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