ひまわり教室活動報告 | 心と心が通うとき〜やさしい人間関係の作り方

心と心が通うとき〜やさしい人間関係の作り方

発達障害や周りの人達へのコミュニケーションサポート

 前半クラス

始めの会

お正月遊び

絵本読み聞かせ

 おもちのきもち)」

 ぴっぐテン

終わりの会

 

 新しい年になってからの初めての活動は、

お正月にする遊びや、日本に昔からある遊びを

子ども達に考えてあげてもらい、そのなかから

やってみたい遊びを相談して決めるという流れで

進めました。

かるたやたこあげ、羽根つき、コマ回し・・・

みんなで頑張って9個思いつきました。

そして、実際に何をして遊びたいかを話し合って

もらうと「百人一首!(坊主めくり)」ということに

なりました。

ルールは、とてもオーソドックスな

男の人の札

→山から引いた札を自分の札にできる

坊主(蝉丸も含む)の札

→持っている札を全て没収される

女の人の札

没収されている札があれば、自分の札にできる

   没収されている札がなければ、引いた札のみもらう

としました。

初めは、真ん中に一つだけ札の山を作り、挑戦。

めくって出た一枚一枚の札に一喜一憂しながら

ゲームは進みました。

しかし、「これは運頼みのゲームだから、勝てなくても

しょうがない・・・」という話になり、

二回目は札の山を二つ作り、挑戦しました。

すると、一回目に負けたときよりも

二回目に負けたときのほうが納得がいくという結果に。

どちらの山から札を引くか自分で決めたことで

負けも受け入れやすかったようです。

三人で勝負し、札の枚数が

1枚vs2枚vs97枚という大差でも・・・。

自分で決めるということと

結果に責任を持てるということの

関係性を感じた時間でした。

 

 

今週の後半クラスは、残念ながら

 お休みでした。

 

 新しい年になり、子ども達にとって

良いことがたくさんある年になってほしいと

願う反面、嫌なことや受け入れがたいことも

起こるでしょう。

ひまわり教室では、その日、その子が

どんな状態でやってきたとしても、

安心して時間を過ごし、

自分が自分であることを大事に思える

サポートを続けていきたいと思っています。



ひまわり教室スタッフ 阿久津智子