あなたの毎日が自分らしく
生き生きと輝けるように
お手伝いをしています
心理セラピスト中田詩子です。
こちらのカウンセリングルームを訪れる人には
いわゆる
「優秀な人、できる人」
「頭がいい」「人よりよく気づく人」
も、いらっしゃいます。
そういう
「周囲より優秀な面を持ってる人」
の一部の人が持っている
「無意識の思い込み（観念）」があります。
それは
「自分のペースで、突き抜けて進んでいってはいけない」
「人に合わせないといけない」
です。
例えば、
「先生を超えてはならない」
「その場で一人だけ目立ってはならない」
「周りに合わせないといけない」
「平等であらねばならない」
といったものです。
そうやって、
自分の実力を全力で出すことを
抑えてしまうのです。
ほとんどの場合、無意識にですが。
先生や周囲から嫌われないようにとか
先生や周囲に嫌な思いをさせないようにとか
自分だけ良い思いをしないようにとか
動機は、人によって微妙に異なります。
でも、そうやって
自分を押さえて、
目立たないようにしたり
平等にいようとするけど
本当は、先生よりも理解力が高くて
よく分かっていたり、よく見えていたり・・
また、先生の方がメンタル面は幼かったり・・
そういう場合もあるのです。
でもそれは、
人間なんだからみんなそうで、
みんな得意不得意の場所は
それぞれにあって
それぞれに異なるから
先生よりも生徒の方が、
また先輩よりも後輩の方が、
優れてる”一面”を持ってる場合があるのは、
ごく自然なこと。
「全面でなく、一面」ですから。
本当は、そうなんです。
でも、このことを全員が
最初から理解できてるわけではもちろんなく、
「先生は生徒より、
すべてにおいて上である、偉い」
という感覚が当たり前だと
思っている人も多いわけで、、
そう思ってるのは、
相手も自分もだったりするわけで、、
そうなると、関係性がしんどくなりますね。。
生徒の方は、いつまでも
先生を超えてはならない、
先生が偉い、上だ、
先生を立てなければ
自分はずっと下にいなければ
という無意識の心の動きが発動し
本来の自分の力を押させたり
遠慮したり
本当に思ってることを言えずに
接することになり、
そうすると、先生側も
違和感を感じる人は感じるから
なんかかわいくない生徒だと
すれ違いが生じていったりする
場合もあるわけですね。
または、先生が生徒に
「心の奥で（見えない所で）甘えている。
（自覚あり・なしにせよ）」
のような現象も起きてきたりする場合もあるのです。
表面心理では、
生徒側は先生を立てようと頑張っていても
水面下の心理では、そうはなってない。。という。
これは、しんどいことですね。
このような現象は
なかなか自分では気づきにくいと思います。
そして、こういう現象が起きる時
その根本は、やはり幼少期の親子関係にあります。
あなたが悪いとか、性格悪いとか
そういうことでは全然ありません。
親よりもできる面を持ってる子だったり
親より察しが良かったり、
人の気持ちが分かる子だったりすると
ずっと無意識に親に遠慮してたり
自分を小さくしたり弱くしたり
親よりも下に居るようにと
親を嫌な思いさせないようにと
親を超えないようにと
必死で頑張るのです。無意識にも。
優しさから、そんな心の動きが
発動することもあるのです。
～
今日のお話がピンときた人は
いよいよここを超えていく時に
来てるのかもしれませんね。
そうすれば
あなたと先生や上司との関係は
もっと楽になることでしょう。
そして、あなたは
自分の本当の力を抑えたり
遠慮することなく
本来の実力をまっすぐに気持ち良く
発揮できるようになり
さらに突き抜けて進んでいけるように
なることでしょう。
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