しむらの色・・・
今日、水墨美術館で「染色家 志村ふくみ・洋子展」をみてきました。
なんて繊細できれい、上品な色!言葉を失うほどきれいな色でした。
自然の中から取り出した色、本当にきれいでした。こんなきれいな色があるんだ~~。
ふくみさんの言葉から
「人間の心に不純物があって、どうして色を純粋にひきだすことができようか」
「こちらの心が澄んで、植物の命と自分の命が合わさったとき、ほんの少し、扉があくのではないかと思います」
「こちらにその用意がなく、植物の色を染めようとしても、扉はかたく閉ざされたままでしょう」
「心を熱くしていきなくて何の人生であろう」
「一色一生」
・・・・・・
深い・・・なんだかすべての事に通ずる世界ですね。
今日はとっても感動しました。。。
墨すり機
10年ほど前に買って、なんだか壊れてるみたいだし、、と思って棚の奥底にしまってあった墨すり機。
出して使ってみると以外に使えることがわかって、ここ最近フル活用しています。
スイッチオンして2時間ほどまわしておくと、ドロドロの墨が出来ます。
以前は、道具を出して、セットしてなんやかんやでそれだけで、大変な気もして、
ついつい墨汁を使っていましたが、慣れると全然苦にならなくなってきました。
むしろ、水を入れてまわすだけって感じ。
一日中、墨すり機をまわしています。部屋の中も墨の匂いが漂ってなんだかイイ感じです。
これを水と混ぜすり直したりたりして、調整し、書きます。
市販の墨汁と比べると全然書き心地が違います。特に渇筆【カッピツ】(かすれ等のこと)が全然違います!
で、最近はなるだけ墨汁を使わないようにしてみてます。。
ちょっとぼやき・・・
今朝から事務所前の自販機故障のプチトラブル・・・
近所の方が、千円札を挿入したのだけれど、前にも後ろにも動かなくなって、
さー困ったと事務所に入ってこられた。
この自販機とうちは全く何の関係もございません。が、
携帯も無いとの事だったので、こちらで自販機の会社へ電話し、その後の対応を待つ。。。
缶コーヒーを買いたかったおばちゃんも急ぎで用事があるというので、なんとなく後始末を引受ける形になる。。。
自販機に、故障中の張り紙をし、おばちゃん家の電話番号を聞き。。。自販機業者と電話でやりとり。。。
困った人を目の前に、ほおってはおけないだろうと思って、協力。。。
30分ほどたって、業者の方が来られて、その千円は真っ二つにさけて、まぁ出てきた。
で、もちろん新しい千円札は持ってきておられるだろうと思いきや、
なんと500円玉二つでいいですかという業者さん。
ちょっとまってよ、こんなトラブルなら新しい1000円札で返すのが礼儀でしょ!!
細かいことかもしれませんが、ちょっとがっくりですね~、クレーム対応って大事よ!!
500円玉2つは私がもらい、私の財布に入っていた1000円札を渡しました。
なんか後味悪く午前中を持っていかれました。。
私も、午前中に集中してやりたかった事が、あったのよーーっと。
ちっさい話でございます。。
公募展・・・
昨日、毎日書道展を見てきた。
あまりにたくさんの作品が飾ってあるので、見るだけでも正直くたくた。。。
そして、自分の作品のいまいちさ加減にもがっくりしてしまいますます疲れてしまった。
参加もせず、あーだこーだ言うのも良くないと思うし、毎年出品しているが、いつも心には疑問点が残る。。
公募展には、公募展用の作品を創らなければいけない。とにかくインパクト、目立たなければ×。
自分の性格上、公募展には向いていない人間だと思う。そんな奇抜な作品を創りたいとも思わない。
家で眺めて、いいなと思える作品を創りたい。。
毎日眺めていても、飽きない、疲れない、でもなんだかグッと来る時がある。
そんなさりげない作品をつくるのが理想です。
それにしても自分の力不足は良くわかったので、やっぱり、日々精進、毎日少しづづでも前進したいですね。。。
これは、娘がカメラを持ってとってくれた作品の部分です。
激変
8月から書道を習い始めた、小学1年生女子のお母さんからの言葉、
“娘の字が激変しました!びっくりです!”
彼女のノートの字を見せてもらうと、確かに小さくちじこまって書いていた字が、
最近のノートの字は、大きくバランスよく書いてあるではありませんか!
毛筆の後に毎回、硬筆の練習もしたいとの要望があり、本人もやる気がありそうだったので、
そのように練習してみました。
といってもまだ、お試しの日を合わせても今日が4回目。
こんなに早く、成果がみえるとは、うれしい限りです
小学1年生とはいえ、意識の高いこと。書道を習い始めたことをきっかけに、
普段の字も意識してきれいに書くように心がけたのでしょう。素晴らしい!
やる気、意識の高い子は、どんどんのびますよーーー
で、今日のおまけ
シュウマ君作「ヒゲオジサン」
墨があまると、ついつい絵を描きたくなる彼なのでした。
で、この「ヒゲオジサン」ってもしかして、うちのツカのこと???