カンカク先生・・・
昨日、書道教室のアシスタントをしている時の事、
私 :“手を持って一緒に書くから、カンカク(感覚)を覚えるがよ”
“ここでこーしてあーして・・・・・・・このカンカク(感覚)だよ”
“ここにカンカク(間隔)あけて、こーしてあーして・・・”
小学生女子 :“先生、カンカクばっかり言っとる~”
その他女子大勢:“カンカク先生だ、カンカク先生だ~”
子供はなかなかするどいんです。
私は、カンカクばかりを口にしていました、よくないですね、反省。
教えるという事は、なかなかむつかいしいです。。
以前師匠にも、
“あんたは、ノリや感覚で書きすぎるところがあるから注意せにゃあかんよ”
“書はノリで書くものではないよ”
と注意された事を思い出しました。
自分は結構、ノリや感覚、直感を重視してしまうタイプだと思います。
が、それだけで走ってしまっては絶対ダメなのです。。。
その時にしか書けないもの
その時、その時にしか書けないものがあります。
心の中の思いであったり、様々な自分の状況であったり・・・
これは結婚した頃“華燭の典”にちなんで、ぼんぼりをイメージして書きました。
2001年作。「燭」サイズ:タテ105cn×ヨコ135cm
これは2008年あきらめかけていた頃、子供を授かり、妊娠6ヶ月頃、大きなおなかで書いたもの。
「命」サイズ:タテ120cm×ヨコ90cm
そして子供が生まれ1歳になる頃、
その時の気持ちを書いたもの。
「来てくれてありがとね 母にならせてくれて ありがとう」
サイズ:タテ40cm×ヨコ70cm
今ではすっかりヒステリーな母になってますが・・・
これを見て心を落ち着けてます・・・