◆魂の傷、喜び

こんばんは。

雫石雪乃です。

ブログランキングに参加しています。

ポチッと押していただけると嬉しいです。

癒し・ヒーリングランキング

先日、図書館に本を返しに行ったら休館日だったのでブックポストに入れて帰ろうと思い、覗いてみたら入り口ギリギリまでパンパンに本が詰まっていました。

中には、後から入れられた本に押されてページがぐちゃぐちゃになっているものも。

「本が痛んだら嫌だな・・・」

と思い、一瞬入れるのを躊躇ったら私の後ろにいた少し年配の女性が、

「手を入れたら取れそうでしょ？取られそうで嫌だなと思って私も困っていたの」

と。

ああ、そうか。私は本が傷みそうだから嫌だと思ったけれど、取られそうで嫌だって思う人もいるんだなぁ、と自分との違いにちょっとびっくり。

本がいっぱい

という現象一つでも、こんなに物事の捉え方が違うんだなと。

もちろん中には何も思わずにただ詰め込む人もいるだろうし、もっと違う見方をする人もいるかもしれません。

でも、どれが正しいとかではなく、一人一人が

「なぜあの人はあの様な見方をするのだろう？なぜ私はこんな見方をしたのだろう？」

と考えてみると、いろんなものが見えてきてとても楽しいと私は思います。

取られたら嫌だと思った女性は、本がなくなったら図書館の人が困るかもしれないと図書館の人の思いを馳せたのかもしれないし、または自分が返していないと思われて疑われたら嫌だ！という恐怖が湧いたのかもしれない。もしくは取っていくようなずるい人が許せないのかもしれない。いずれにしろ、そういうときに湧いてきた気持ちを自己分析できる様になるとさらに面白いのですよね。

「取られたらどうしよう・・なんて微塵も思わないのに、私はすぐにそういう風に思っちゃうのはどうしてだろう？何かきっかけがあったかな？」

というように考える癖をつけると、自分というものが今よりももっとよくわかる様になると思います。もし、その思いの中に不安や恐怖があるのであれば、その中には必ずその人自身（もしくは過去世やご先祖さま）の過去の心の傷があります。その傷を癒すことで、その人はより生きやすくなり、他者のことをより深く思いやれる様になるのではないかな？と思います。

これを書いていて思い出しましたが、以前、バスツアーに参加したときに、気まぐれで女子大生のグループの1人（初対面）の過去生を見てあげたことがありました。

「うわー！前世は飛脚だね！すごく楽しそうに長距離を走っている姿が見える✨」

というと、

「ええええ！！凄い！！わかります！！わかります！！なるほど！そういうことだったんですね！！」

というので、え？どういうこと？？と思い、聞いてみると、

「実は走ることがすごく好きで、中学の頃からずっと陸上で長距離をやってるんです！！そっかぁ、飛脚だったから今でも走ることがこんなにも好きなのかぁ✨」

とものすごーく納得されていました。

そして、また別の方の前世を見たとき、

「あれ？布袋様と一緒にいますね？え？布袋様って実在の人物？七福神ですよね？」

そう言いながら調べてみたら、なんと七福神の中で布袋様だけが実在の人物だった様なのです。

「なるほどね〜。なんかねぇ、布袋様の元で教えに従って一生懸命勉強をされていた様なのですが、志半ばで亡くなられた様ですね。それで極めたい？みたいな思いが残ってるみたい」

そう伝えると、