こんばんは。
雫石雪乃です。
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初めての方はこちらからお読み下さい。
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次男君の誕生日のお祝いに、次男君の大好きなドラえもんの世界に浸りに『藤子F不二雄ミュージアム」に行ってきました。
そして、ミュージアムから歩いて20分ほどの太郎さんの美術館にも(こちらは私が行きたくて。笑)
『三鷹の森ジブリ美術館』に行った時も感じたのですが、やはり原画の持つパワーは凄いですね。捉えられたまま動けなくなってしまうような、そんな魔力が満ち溢れていると感じました。
それだけ魂を込めて描かれていると言うことなのでしょうね。
たかがドラえもん。
されどドラえもん。
どんな絵でもペン入れをして完成したものよりも、鉛筆書きのままのラフスケッチの方がなぜかすごく好きです。そこに、閉じ込められていない自由さがあるからかもしれません。
これからはもっともっと原画展を見に行こうと心に誓いました。
あの凄さにもっともっと触れたい✨
そして、何よりも良かったのは、再現された藤子F不二雄先生の仕事場が見れたこと。
「この場所から、どれだけの想像力を駆使して様々な物語を生み出していったのだろう。
どれだけのものを自分の中に吸収し、地肉に変えていったのだろう。」
と圧倒されるほどの、好奇心と静寂という相反する思いが満ち溢れた空間でした。
膨大な知識量。
膨大な芸術鑑賞量。
「ああ、これでいいんだ」
と私の中で何かがカチッと嵌った感じがしました。
近くの図書館に、”今すぐに借りられる話題作”と言うコーナーがあるのですが、先日、そのコーナーを見るともなく見ていたら、『羊と鋼の森』と言う作品が目にとまり、なんとなく借りてきました。
羊と鋼の森 [ 宮下 奈都 ]
1,650円
楽天 |
ピアノの調律師になった主人公が、どんな音を作っていきたいか葛藤し、先輩にアドバイスを求めた時、
「具体的なものの名前を知っていて、細部を思い浮かべることができることが重要」
と教えられます。
これはどう言うことかと言うと、例えばピアノの持ち主に
「もっと明るい音にしてください」
とお願いされた時、その人の感じる明るさとは太陽のような明るさなのか、それともロウソクのような明るさか、それよりももっと柔らかな蛍のような明るさなのか。
持ち主の求める明るさをなるべく忠実に再現するための、表現力や再現力そう言うものが必要になってきます。それを表現するためには当然、それらのものが表現する明るさを実際に知っている必要があります。
だからこそ、いろんな物事を知っていて、実際に少しでも多くのものに触れ、その感覚を記憶し、細部まで再現できるかどうかが重要になるのです。
以前、膝がものすごく痛くなった時、
「膝に苦い痛みが走ってる」
と言ったら、
「苦い痛みってなに?」
と笑われたことがありました。
きっと、その人の中には「苦い痛み」も「燃えるような痛み」もなく、これまでの人生、痛みはただの痛みだったのでしょう。
でも、その「ただの痛み」に表現を加えることで、明らかに伝わり方も自分自身の認識すらも変わります。
「感情」もまた、これまですごく雑に扱われてきました。
心のモヤモヤをただ「ムカつく」と表現されたり、本当は悲しいのに「平気!」とごまかされたり。
でも、自分の気持ちをもっともっとじっくり味わってみたら、それは
「荒れ狂うような激しい嫉妬」だったり、
「地の底に沈んでしまいそうな苦しみや落胆」だったり、
する訳です。
感情を、自分の本当の気持ちに添わせた形で表現すると、そこに魂が宿ります。
頭から発せられた言葉は、相手の頭にしか届きませんが、
魂から発せられた言葉は、相手の魂に届きます。
自分を深く理解し、より深く表現するためにも、
膨大な色や皮膚感覚、ハードの感覚も含めた知識、膨大な経験、
そう言うものがやはりもっともっと欲しいな。
私自身をより豊かにするために。
そんな風に感じた1日でした。
深く深く、魂の森の奥に入って行きましょう。
そこに光る魂の原石を見つけるために。
自分で行う感情解放の方法
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