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こんばんは。
リーディングカウンセラーの雫石雪乃です。
子供を産んでから、すっかり湿気が苦手になりました。
湿度が高い日は息苦しくなるのは私だけですか!?
今日はエアコンドライでなんとか乗り切りましたが、これからどうなるんだろう。フゥ。
歳をとると、いろんなところが弱ってきますね♡
さてさて。
最近、以前紹介した『食べて、祈って、恋をして』のイギリス版と言われている、『ハイヒールを履いたシャーマン』という本を読み始めました。
『皆に見せている作り上げた自分が、もうどうにも取り繕えなくなった時に、自分をどう表現するかを学ぶことが、人生の旅と言えるんじゃないかな?』
というセリフに深く、深く頷きながら読み続けていました。
ずっと以前になりますが、
「人と2回以上会うのが苦手」
というクライアントさんがいました。
なぜかと思って理由を尋ねてみると、
「1回目に会った時に、どんなキャラでその人に接したのかを思い出せないからです」
と言われてとても驚きました。
彼女は会う人ごとに、その人に合わせたキャラクターを演じていたのです。
ここまで極端でないにしろ、誰もが嫌われないようにとか、いい人だと思われるためにだとか、そんな理由で本当の自分をごまかして、何かしらのキャラクターを演じ続けます。
それは、「脅迫者・尋問者・傍観者・被害者」のどれかであることがほとんどです(この記事の中にあるモニターは終了していますので、ご注意ください)
そのキャラを演じることに疲れて、本当の自分がわからなくなった時に、この本に出てくるような人生の旅が始まるのだと思います。
私の仕事は、その作り上げてきた幻想を一度叩きこわすこと。
そして、その人のゼロポイントに持っていくこと。
脅迫者でも、尋問者でも、傍観者でも、被害者でもない「ただの自分」「あるがままの自分」に還るお手伝いをするのが私の仕事です。
ポジティブに偏りすぎず、ネガティブになりすぎない中庸の状態にするというか。
感情解放によってネガティブな感情エネルギーを抜く、
ポジティブに偏りすぎている人は、そのエネルギーを降ろして落ち着かせる(グラウンディングさせる)と言った感じでしょうか。
今日のクライアントさんに
「雪乃さんのセッションってどんな感じのものなのかと思って・・・」
と言われたので書いてみました(笑)
これでもきっと伝わらないでしょうけど、実際に受けてくださったご本人にはとっても満足していただけましたよ♡
さて。
先日の記事『嫌い=辞めるではない』に関して、こんなメッセージをいただきました。
雪乃さん
こんばんは😃🌃
今日のFB投稿、自分にとって分かりやすかったです。
私は、自分がどんくさくて何度やっても出来ずに最後まで残ってしまうところが嫌で、何も挑戦しないできました。どんくさい友達の態度も大嫌いで。挑戦せずに外野にいるくせに、やってみたい&やるからには認めてもらいたいとも思ってます。「可愛くなったね/うまくなったね/良くなったね」と言われたい。はぁ、自分はどこ行った。。
人付き合いをしなかったのは、自分の思っていることを言うと「変わってるね」で会話が終わってしまうように感じていたから。人と違うことは良くないとも思っていましたし。
今日は、投稿にあった「愛があるから悲しめる」という部分について質問です。なんで愛があると、悲しめるんでしょうか?痛みがわかるということでしょうか?
まず、「悲しい」というシチュエーションを思い浮かべて欲しいのですが、
あなたにとって悲しいシチュエーションとは一体どんなものでしょう?
別れ、わかってもらえない、ひどい言葉を吐かれた、などいろんなシチュエーションがあると思うのですが、それに対して「悲しい」と感じるのは、そこに愛があるからです。
もし、大好きな人に別れを告げられて、きちんと「悲しむ」ということをせずに、その人の文句ばかり言っていたらどうなるでしょう?
本当の気持ち(悲しい)を無視して、平気なふりをしてしまったら、その悲しみは徐々に
「何よ、あんな男!!フンッ」
という風に怒りに変わってしまいます。
無視された「悲しい」という感情は、熟成されて(?)怒りに変わってしまうのです。
「悲しい」という気持ちの中には、自分を労わるような温かな愛情がまだ流れています。
けれども、それが怒りに変わってしまうと「どうせ私がいけないんでしょ!」とか「私には愛される価値がないんでしょ!」という自己否定という毒に変わってしまいます。
そこには、自分に対する愛情も、相手に対する愛情も無くなってしまうのです。
だから、愛が不安に変わってしまわないように、誰かを批判するのではなく、自分の「悲しい」という気持ちにしっかりと寄り添ってあげた方がいいのです。
「愛があるから悲しめる」というのは、そういう意味です。
愛がなくなってしまったら、もう悲しいという感情は別のものに変化していますよ、ということです。
自分の中のいろんな感情に名前をつけてみてくださいね。
きっと、悲しいの中には愛があるということに気がつけるはずですよ。
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