より深く自分自身とつながる方法

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こんばんは。

リーディングカウンセラーの雫石雪乃です。

先月、とても気になるクライアントさんがやってきました。

そのクライアントさんはとても魂が綺麗で、本人は暗い部分をあまり持っていないのです。

でも、何かきっかけがあると突然人格が変わったように凶暴になり、それを止めることができないということで相談にやってきました。

心理学的（？）にいうと、乖離性障害（かいりせいしょうがい）というやつに近いのでしょうけど、私はそちらの知識は持ち合わせていないので、エネルギー的な方面からそのクライアントさんの状態を見させていただきました。

こういうケースの場合、普通であれば、その人自身の抑圧しているネガティブな感情が飽和状態になった時に一気に怒りや悲しみが溢れ出してきます。

それでパニック障害になったり、うつ病になったり。

けれども、そのクライアントさんの場合はそうではなくて、周りの人が持っているエネルギーを敏感に感じ取り、それを吸い上げてその人の代わりに怒っているように私には見えました。

心がとてもピュアなので、周りのエネルギーに染まりやすいというか、スポンジのように吸ってしまうのです。

これは一体どういうことなのだろう？？と思い、

そのクライアントさんに出会ったのをきっかけに、色々と調べてみました。

すると、そのうちにそれはエンパシー能力と呼ばれるものだということがわかりました。

＜エンパスとエンパシー能力とは？＞

エンパスとは、共感能力が非常に高い人の事を指します。一般的な共感とは違い、特殊な能力で人の痛みや悩みが分かる、などの特徴が見られます。その特殊な能力のことを、エンパシー能力と言います。

また、エンパスの中でも、自覚しエンパシー能力を制御出来ているエンパスと、無自覚ゆえにエンパシー能力に振り回されているエンパスに分けることが出来ます。なお、ここでは前者を熟練したエンパス、後者を未熟なエンパスと呼びます。

熟練したエンパスは、エンパシー能力を意図して活用でき、人の役に立てます。ですが、未熟なエンパスはそれが出来ず、絶えず周りからの影響を受けてしまいます。

（出典『スピラボ』様ブログより）

ちなみに日本人の５人に１人はエンパシー能力があるそうですが、

こちらの診断で見ると、私は１０項目中９項目（９番以外）全て当てはまります。

要するに、私のリーディングはサイキックとか霊視とかと呼ばれるものではなく、このエンパシー能力を駆使して行なっていたらしいです！！（今更か！）

ちなみに私は『感情直感型』がメインのエンパス。

エンパスについてより詳しく知りたい方はこちらの書籍を参考にしてくださいね。

『エンパシー』ローズ・ローズトゥリー

顔で笑って、心で泣いて・・・

が直感でわかってしまうので（言ってることと、思っていることが全然違うのがわかるので）、よくセッションの時に

「はいはい、笑わなくていいですからねー。心が泣いてるので、大事にしてあげてくださいねー」

というようなことを言います。

本人も無自覚なので大概は、びっくりされますが。

さて、今日、この本を読んでいてハッとする一文に出会いました。

それはこちら。

好きなものを言葉で表現すると、様々な効果があります。

・言葉を介さない非理性的な部分、あなたの中の最も深い部分につながることができます。言葉で感覚を探ることによって、顕在意識と深層心理の絆が強化されるのです。

以前『幸せ味わってますか？』という記事で、感情に名前をつけてあげることについて書きましたが、それがまさにこの顕在意識と深層心理を繋げる作業だったんですね。

感情というのは、まず心臓がドキドキするとか、心がざわざわするとか、そういう身体的反応があります。

それを言語にすることなくただ感じているだけだと、その反応を無視する人、もしくは無理やりなかったことにしようとする人がいます。

けれども、それをあえて

「あれをみてるとなんか心がホワンとあったかくなるから大好きなのよねー」

とか

「あの人見てるとなんかイライラするんだよね。なにこれ？嫉妬？妬み？」

という風に自分の心の中でこっそりと言葉にしてみます。

（あるいは、私のように何かに書くという方法もありです。参考記事『あなたの心を満たしてくれる人』）

できるだけ、その心の状態を詳しく言葉にしようとすると、自分の潜在意識とより深く繋がれるようになります。

人間の意識はおよそ１割が顕在意識、残りの９割が潜在意識と言われていますから、そうやって潜在意識に意識的に触れるようになると

「うわー！自分だ！！」

と思える部分（？）がどんどん増えて行って、自分軸のパイプがどんどん太くなるということです。

そして、そのパイプが太くなればなるほど、他人の意見に左右されて落ち込んだり、誰かと比べて自分を卑下することがとても少なくなります。

ですから、そのモヤモヤしている気持ち、ドキドキしている気持ちをどんどん言語化してください。

そうしたら、こんな素敵なことに気がつきますよ。

以下、クライアントの小鈴ちゃんのブログ記事より抜粋。

そして今日も実感したのが、

「人それぞれ」

ってことでした。

生まれ持ってきた思いも、今までの過程で重ねてきた思いも、

何もかも違う。

だから他人のしくりじり体験を見ていくら気をつけていたって
自分は違うとこでしくじる。

正解の道筋なんで、本当にだれもわからないんだな～って実感。

だから指標は他人から示してもらうことはできないんですね～。

指標がないと、不安になってやっと自分のココロに問いかけますが、
今までの嫌な事、怖かったこと、つらかったこと、悲しかったこと、苦しかったこと、
それらの感情を未消化のまま抱え込んだココロが出す「解答」は、
怖かったこと、つらかったこと、悲しかったこと、苦しかったこと、などの嫌なことがある前提で
導き出された「解答」。

間違っているということはないのですが（その時点でのその人の答えだから）
今までと同じ自分では、いつまでたっても違う答えがあることには気づけず、
いつも同じ方向を見て、同じ場所をくるくる歩き続けるのです。

だからこそ「感情解放」で過去のつらかった「感情」を感じきって消化する。

そうすると自分の在り方、意識が変わっていて（自覚できる部分でも、無自覚な部分でも）
目を向ける方向が、
一歩踏み出す方向が、少～しだけ角度が変わっている。

そういうことなのかな～って、
私なりに整理してみました。