人を幸せにする仕事 | 裏庭のないしょ話

裏庭のないしょ話

心の中のこと

先月の長男君の誕生日に初めてキッ○ニアという子どもが職業体験をするアミューズメントパークに行ってきました。

「子どもがすごく喜ぶよ」

と噂では聞いていたものの、すごく混んでいるイメージがあり、人ごみ嫌いの私はなかなか腰が上がりませんでした。

やっと一念発起してからは、攻略ブックを買ったりして気分を盛り上げていざキッ○ニアへ。

子どもたちは期待で胸がいっぱい。
でも、初めてだからどうすればいいのか分からず不安もいっぱい。

「きっと行けば親切に教えてくれるお姉さんとかがいるんだよ」

と話して予定の時間より少し早めに目的地に向かいました。

何時間か別の場所で時間をつぶし、受付に向かうとそこには私より少しだけ年上な感じの女性が一人。

子どもたちとともにドキドキしながら、

「初めてなんですけど・・・」

と伝えると、その女性は録音された機械のように澱みなく、少し甲高いよそゆきの声で流れるようにマニュアル通りの説明をしてくれました。

その瞬間思いました。

ああ、私の一番嫌いな接客

まるで携帯電話の機種変更に来たようだ・・・。

子どもたちは当然理解出来ず。
私もかろうじての理解。

仕事がきちんと出来ているはずなのに、それにふさわしい待遇をしてもらえないと憤っている人の多くは大概こういう仕事の仕方をしています。

会社に言われた通りの仕事をきっちりこなして、ミスも少ないのになんでいつまでも待遇が上がらないんだって怒っている。

でもね。
ここの例で言うと、ここのお客様は大人ではなく子どもです。
子どもに心から喜んでもらうことが、ここで働いている方達の仕事です。

ですから、仕事をしながら考えなければけないことは、「自分がステキに見えるかどうか」とか、「自分が仕事が出来るように見えているかどうか」ということよりも、どうしたら子どもたちがより楽しめるかです。

この女性がもし自分が仕事ができる素敵な女性に見えるかどうかよりも、子どもが楽しめるかどうかに心を砕いていたら、例えマニュアル通りの対応をするように会社側から強いられていたのだとしても、子どもの目線まで自分が下がり、理解出来ているかどうか子どもの目を見て確認しながら説明することだって出来たでしょう。

付き添いの大人だってきっとマニュアルを機械のように読む人よりも、こういう接客をしてくれる人がいた方が印象がとても良いはずです。

同じように、もし藁にもすがる思いで行った名医と呼ばれるお医者様が、話をろくすっぽ聞いてもくれずにレントゲンを撮って薬を出すだけのお医者様だったら自分はどう思うでしょう?

名医と言われなくても、話をよく聞いてくれて、どうしたらより安心して毎日を過ごせるかを一緒に考えてくれるお医者さんの方が「ああ、このお医者さんのところに通いたいな・・」と思うのではないでしょうか?

結局のところ良くも悪くも「自分が他人にどう思われるか」という他人軸で生きるよりも、「何をしてあげたら目の前の人を喜ばせてあげられるか」を最大に考える人、他人の喜びを自分の喜びとする人の方がよっぽど人に愛され、必要とされるということ。

そこを勘違いして、「嫌われないように」「愛されるように」努力する人がいかに多いことか。
頑張ってステキに見られようとすればするほど空回ります。

そうではなくて、自分が他人にどう見られるかよりも他人のことを本気で考えて行動した時、あなたは本当の意味で素敵に見えるし、自分を本当に本気で素敵に見せようと思ったら、他人に対して際限なく優しくなれるのですよ。

もし、そういう風に自分のことよりも他人のことを考えてあげられないような仕事なら辞めた方が良い。誰も幸せにならないから。

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