自分で自分の首を絞めるとはまさにこういうこと

こんばんは。
リーディングカウンセラーの雫石雪乃です。

またまたネタが溜まり過ぎて、どこから手を付けたら良いのやら・・・といういつもの状態に陥っています。

が！

今日は、いつか書こうと思って温めておいたネタにピッタリと当てはまるクライアントさんとのセッションだったので、そちらのネタを。

先日、

「初めて九州の方からご依頼が来た～✨」

と思って小躍りしていたら、またしても九州からのご依頼。

あと、残すは北海道だけですよ。

北海道の皆さん、一回セッションいかがですか？(｀∀´)

そんなことはおいといて。
今日のクライアントさんは、10日程前につき合っていた彼に振られてしまったIさん。

いつも振られてばかりなのには、自分に原因があるのだろうと思い、ブログを読みながら自分になりに自己分析をしてみて、

「きっと私も自分の不安を押し付けてしまうからなのだろう」

と思っていたのだそうです（関連記事『「愛してる」の勘違い』）

が。

お話を聞いていると、あまりそんな感じがしないのです。

これ、本人には言わなかったのですが、どちらかというと先日のアトピーの記事（『恐怖からの回避』）に書いたYさんと同じようなエネルギー、要するに意地悪のたっぷり詰まったエネルギーが流れていたのです。

そこで、Iさんにはこんな質問をしました。

「Iさんは人を批判したりはしないのですか？」

「・・・そうですね。心の中で、ファッションに氣を使っていない人のことを見下したりはしていると思います。でも、それは本人には言わずに他の人に言っています」

うん。
ここがもうすでにおかしいのね。

なぜ、本人に言わないのでしょう？
彼女にとっては、本人に直接言ってあげないことが優しさだと言うことなのでしょうか？

影では言うのに、本人には言わない。
これは、心の中でどんな駆け引きが行なわれているのでしょうね？

そこからさらにIさんは慎重に言葉を選びながら、

「怒っている人を見ると、もっとああすればいいのに、とか、上手くいっていない人を見ると、もっとこうしたら良いのに、って思っています」

ココにもね、私はもやーんとしたものを感じたのです。

そう思ったのなら、そして、もっと上手くいく方法を知っているのなら、影でコソコソ言わずに本人に直接教えてあげれば良いだけの話です。

なぜ、そうしないのでしょう？

Iさんは私に話す時、とても言葉を選んでいたけれど、本当は頭の中ではもっとキツい感じに批判的か、もしくはもっとバカにするような言い方をしているのだと思うのです。

でなければ、直接本人に伝えても良いですよね？

そうしない、出来ないのは、自分でも心のどこかで相手をバカにしているのを分かっているからではないでしょうか？

バカにすることに、良いも悪いもありません。

けれども、自分が誰かのファッションをみて心の中でバカにしていると、他人も同じようにファッションについて厳しい目で見るだろうという思いに囚われるようになります。

自分が影で悪口を言っていると、当然、他人も自分の悪いところが目に付けば、自分に直接言って来るだろうと言う発想はなくなり、影で言っているんだろうな・・と疑うようになります。

要するに、

自分のしている習慣に一番脅かされるのは自分

ということです。

自分が他人に対してウソばかり付いていたら、他の人もウソだらけに違いないと疑うようになるし、

自分が他人に対して、本心を絶対にさらけ出さなければ、他人も絶対にそうはしないだろうという思いから逃れられなくなります。

ウソや悪口が悪いのではなく、そういうことをして一番苦しくなるのは自分なのです。

どれだけ誰かのことを悪く思っても、口に出していないのだから良いだろう・・・
と思っていたとしても、結局自分だけが自分の中にこんなにもたくさんの悪口が詰まっているということを知っているのですから、当然、他の人も頭の中は悪口でいっぱいなんだろうな、と思うようになるのです。

Iさんの場合、自分に自信を持てば持つ程に、他人を否定していることに気がつかずにいたのです。

それでは一緒にいる男性がどんどん自分に自信をなくして行きます。
一見、自分のことを思って正しいことを教えてくれているように見える人を振るのは辛い。
けれども、彼女とつき合って来た男性達は彼女と一緒にいるのが苦しかったのではないかな～？と思います。
だから、泣きながらも彼女を振ってしまうのです。

残り１５分の時、Iさんがふと思いついたように

「私、SNSって嫌いで絶対にやらないんです」

と口にしました。

「それはなぜ嫌いなんでしょう？理由をよく考えてみてください」

「・・・・あ。批判されるのが嫌だからです」

ね？
自分が無意識にやっていることは、こうして自分をじわじわと苦しめ続け、生きて行くことを苦しくさせるのです。

Iさんは自分に自信があって、自己肯定感も高いと自分では思っているようでしたが、
実は人から否定されることを極端に恐れるものすごく弱い人なのではないかな？
と思いました。

自分の弱さを認めたら、もっともっと何かが変わって行くかもしれませんね。
本当の自分、自分の中のどす黒い部分を知ってしまって、

「失恋したときよりショックが大きいです。自分と向き合うってこんなにも苦しいことなんですね」

と言っていました。

苦しいと感じられたようなら、それは本当に真剣に向き合えたということ。
だから、こそ本当の自分に還るチャンスに恵まれたということです。
良かったね、Iさん。

もうきっと大丈夫( ´艸｀)

あ、先日の占いで性格悪いのを治そうとしてた（？）Yさん（『親のせいというのはありえない』）からセッションのご感想メールをいただいていたので掲載しますね～。

雫石さま

カウセリングでお世話になりましたYです。本日はありがとうございました。
しょっぱなから３０分の遅刻で大変失礼いたしました。

ブログを拝見し感じた雫石さんの印象はきっぱり、はっきり男前感あり併せてピンク系のふわふわも持つイメージを抱いておりました。

本日お会いし、「・・・あ、怖い」＊初対面だのに不躾でごめんなさい。

質問されてもビビって何だかしどろもどろ。。。

何か何か今まで出会った占い師だったり、ヒーラーの人と違うー！！！

もう怖くて顔上げれませんでした。。

カウンセリングお願いしておきながら本当に失礼致しました。

そんな今日を予感してか昨日より下半身の痺れが酷く、座るのも寝ているのも辛く

『明日行けるだろうか・・・』

と前日から既に逃げ腰・・・
今日も３０分遅れだしもうカウセリング行けないと言ってしまおうか・・・と逃げ体制（自分で予約したのにカウセリングに対して怖がっている雰囲気・・・）

自分に向き合うのが怖かったんですねー笑

帰りは下半身の痺れが全く気にならなかったです笑
怖さもどこかに吹き飛びました。

カウンセリングしていく中で内観や本を読んだりして、自分自身の問題と気づいてはいたけれどひとつひとつの感情について考えてこなかった。
だからまだ自分を信用出来てないという事実がわかりました。

無駄に心配ばかりしている人（自分）だなーという事にも気がつきました。
心配病と不安病に支配され自分で思い込み→自爆　を繰り返していたんですねー笑

あと、『他人軸』に振り回されっぱなし。

帰りの電車でも引っかかりのある事を考えました。
『ブスな自分が嫌い』
→小学校の時、男子に「ブスだの気持ち悪い」など言われた　
→中学でも男子に「そんな顔でよく生きていられるな。」と言われた　
併せて毛深いことも指摘されからかわれ、その場にいた女子にも笑われた
→高校生の時は道を歩いていた時、自転車で通りすぎ際に「ブーーーース」と言われた

あ～今思い出しても私かわいそう・・・（私かわいそう病にも罹ってましたね）

がっ！！！これら面と向かって言われた事も私自身が

「あ～そうか私ブスなのか、気持ち悪い顔なのか・・・」

と思い、その意見を選択したんですよね。
違う人が同じ事を言われても「そこまでブスではないでしょ～w」と一蹴する人もいるだろうし。

実際言われても、想像でも自分自身の『受け取り方』、『思考』なんだと。。。

変わり者の父のせいでもないし
能天気な母のせいでもない。
しっかりモノの姉のせいでもない。
宗教のせいでもない。
過去世のせいでもない。
大殺界のせいでもない。
先祖の祟り、呪いのせいでもない。

全ては自分の『思考癖』

うん。うん。何だか整いました。
４０年間溜まりに溜まったドロドロの毒まみれの腹の中の浄化には時間が掛かりますが気持ちに向きあい対話していきます。

カウンセリング後、本屋さんんで課題図書を見つけました。
読むのが楽しみです。また、何か感じることがあった時メール致します。
ダラダラと解りづらい文章でごめんなさい。
最後まで読んで下さりありがとうございます！
引き続き雫石さんのブログ楽しみにしております！！

＊雫石さんの文章大好きです♡

そうそう。
２時間のカウンセリングでよくここまで腑に落とせました。エラい。

そして、どんだけヒドイ（？）こと書いても、こうやって許してくれるクライアントさん、読者さんの囲まれて私はとっても幸せです♡

どんだけ怯えてても、どんだけ泣きじゃくっても、みんな最後には笑って帰ってくれるので、安心して

来てね♡


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