目の前の問題を解決するのは枝葉を落とすようなもの | 裏庭のないしょ話

裏庭のないしょ話

心の中のこと

私がごちゃごちゃ書くまでもなく、クライアントさんより素敵な感想メッセージをいただいたので、そのまま転載します。

みんな、なんでこんなに文才があるんだろう・・・
羨ましいぞ。ボソッ

先日はセッションをありがとうございました!


お会いできて本当によかったです。

うまく、正確にこの3日間で感じたことを言葉にできるか
不安なのですが、とりあえず、雪乃さんに、
丁寧にお伝えしたいとおもい、メールしております。


先日、セッションを終えて、電車にゆられながら、
手を握られながら雪乃さんに言われた
「他人から言われた言葉(棘)が、外側に刺さっていて、
その痛みに集中することで、ほんとうの心の中の傷を
見ないようにしている」
「とげとげしている。自分責めがすごい」という言葉を
何度も何度も反芻していました。


正直に言いますと、セッションの最中、
わたしは話しながら、ずっと、少しだけ、
疲れていました。

子育ての悩みは悩みとして、本当に悩んではいます。

いますし、わたしの悩みはそこだとずっと思っていましたし、
そのことを話そうとして来たのに、話せば話すほどに

「そうじゃない、そこじゃない」

という思いにとらわれてしまって、次第に
息苦しくなってきてしまいました。


子育ての悩みは、「悩みの枝葉」に過ぎなくて
本当の苦しさはそこじゃない、そこには無い。

私が知りたいのは「根っこ」だ。

「子育の悩みが解決してもその枝を切るだけのことで
またカタチを変えた枝が違う場所に生えてくるだけ」

理屈抜きにそういう思いにとらわれてしまい、
雪乃さんに話せば話すほど、
気持ちがどんどん上滑りしていき、
ほとほと困り果ててしまったところで
雪乃さんに手を握っていただいたのです。

…そこからは、なんだかもう、ずっと驚いていました。

うまく言えないのですが、言われていることすべてが
わかりました。わかったからと言って、
みなさんが言われているような「腑に落ちる」ような
感覚ではないのですが(おそらく)、
とにかく「そうなんですそうなんです」としか
言い得ようがない、安堵にも似た気持ちになりました。

そう、あれは安心感でした。なんででしょう?

宿題すら出されたのに、
先ほどまでの疲れが一気に吹き飛んで、
なぜか…嬉しくなってしまったほどです(笑)


そして、嬉しいまま電車に揺られて、雪乃さんの言葉を
反芻しながら、しずかに自分の中を感じてみました。
感情というモノはよくわかりませんでした。
でも、とにかく、ずっと、ノドが詰まったように苦しくて、
みずおち、胃の辺りは、石を飲み込んだように固く、
そこから逃げたくてしょうがありませんでしたが、
とにかくとりあえず

感じてみたのです。


すると、とたんに、めまいがして、今にも倒れそうになって
椅子に座っているのに倒れそうになって、血の気がひき、
貧血の一歩手前のような感覚、ひじょうに怖くなり、
「あ、やばいな」と思って、次の駅で降りて、
深呼吸をして少し休み、何も考えないようにして、
何度も電車を降りてまた乗って降りて、
休み休み家に帰りました。



そこからは、色々と、お伝えしたいことが多過ぎて、
どこから手をつけていいのかわかりません(笑)

3日前のことなのに、2週間ぐらい前に思えます。


とにかくとにかく、1番、いま、自分が安堵しているのは

「とげとげしていて、自分をずっと責めている。」

わたしが、苦しいのは、それなんだと、
知ることができたことです。


子どもに怒ってしまうときも、
主人に何かを言ってしまうときも、
誰かに何か言われてつらいときも、
すべてすべて、その「自分を責めている」という
ほとんど肉体の感覚なんですが、それが、
カラダの奥のほうに「在る」のを自覚することが
できるようになったのです。

なので、子どもに、カーッとなっても
とりあえず、そのカラダの奥にあるものを感じて、
「ああ、見つけた。これだよね。」と確認する。
それだけで、ずいぶんと、日常の色が、
世界の色が、変わり始めました。

それだけなのに…です。

わたしは、それを、見つけて欲しかったのでしょうか。
その黒いカタマリが自分の中にあることを
自分に見つけて欲しくて、色々な出来事を
引き起こしてきたのでしょうか。

自分ではどうしても見つけられなかったので、
だれかに、そこに「在る」のを見つけてほしくて、
雪乃さんに会いに行ったのかもしれません…


雪乃さん、本当にありがとうございます。


雪乃さんにお会いした次の日の朝、なんとなく、つらつら、
小学校時代のときのこととか思い出していたら、
急に、「あ、わたしは、話を聞いてもらいたっかったんだ」と
思って、涙があふれてきて、泣けて泣けてしょうがなくて

朝ごはんを作りながら大号泣するという
へんな光景になってしまったのです(笑)


私は、小学1年生ぐらいから、ずっと、高校卒業まで、
いわゆる「場面緘黙症児」でした。
(大学のときに、心機一転、自力で治しました)

この場面緘黙症というのは、ご存知かもしれませんが、
家では普通に話すのに、学校や幼稚園などの特定の場所で
全く話をしなくなるという心因性の病気らしいです。


私は、小さい頃から、家や幼稚園から通っている剣道の道場では
何でも話し、おどけたりふざけたり、人を笑わせたりするタイプでしたが、
小学校では、何も、一言も話せなくなってしまう子どもでした。

子どもを産んでから、長女が「幼稚園では話せなくなっちゃうの。
幼稚園での自分は好きじゃない。おうちにいる自分が好き」と
わたしに泣きながら悩みを相談してきたとき、
「そうだ。わたしがそうだったんだ」と思い出して、
ネットで必死でいろいろ調べて、それが「場面緘黙」という症状だ
ということを知ったのです。

そのときも、嬉しかったのです。

「ああ、そういう症状があって、そういう人が世の中にはいて
わたしだけが、そういう子ではなかったんだ…」と知ることができ
ひじょうに嬉しかった覚えがあります。



小学校のときのわたしは、学校に行くと、カラダが硬直し、
誰とも話すことができませんでした。
ただただ、ずっと嫌われないようにニコニコ笑っていました。
でも、何か面白い会話のときに、私も話したい!と思うので
声を出そうとするんですね。でも、出ない。全く声が出ないのです。


わたしは、小学校のときは、いじめにもあいませんでした。

いつも、にこにこ笑っていて、誰にも逆らわなかったからです。
おとなしいけど、剣道やっていたのでスポーツ万能で、
足も速くリレーの選手でしたし、
水泳もやっていたので、水泳の時間は皆のお手本で
いつも、すごいすごいとホメられていました。

だから、誰もわたしをいじめない。

だけど、誰もわたしが何を考えているか知らない。

わたしが誰かを知らない。


誰とも話さないからです。


でも、わたしは、小学校ではまったく話さないけど、
小さい頃から通っている「剣道の道場」では
心を許した友達と話すしふざける。
だから、小学校が同じ剣道道場の仲間は
次第に「たえちゃんってなに?」
「二重人格だよね」「猫かぶりだよね」と言い始めました。

だから、わたしは、二重人格で猫かぶりなんだとずっと思っていました。
毎日、二重人格を治そうと、明日こそは学校で話そうと誓うのですが
実際に学校に行くと怖くて話せない。だから、二重人格って言われないように
わたしは、剣道の道場でも、少しずつ少しずつ
ばれないようにばれないように、しゃべらなくなっていきました。

話したがりの目立ちたがりの自分を葬り、土をかけ、なかったことにして、
それは、成功しました。中学2年になるころには、わたしは見事
「剣道でも話さない、何も話さない、おとなしい、女の子」になったのです。

この場面緘黙が「自分責め」の原因なのかわかりません。

ただ、このことを思い出した途端、涙が出てきたのです。
今までも場面緘黙のことは何度も思い出したし、
長女の悩みを聞きながら、自分の傷も自覚できたし、
母親にもあらためて話したりもしていました。
だから、自分としては解決済みの過去のつもりでいたんです。
なのに、この間の朝は、わたしは、ただただ


ああ、わたしは、話を聞いて欲しかったんだな


と思って涙が出てしょうがなかったのです。


目立ちたがりで、話したがりの自分なのに、
小学校1年から高校卒業まで、ずっと、ほとんど
家族以外としゃべらなかった
もう、死ぬ程、わたしは、だれかと話したかったんだなあと
おもったら、泣けて泣けてしょうがありませんでした。


なんか、今まで、自分で気づいているつもりでも、
その奥にある本心みたいなもの、すごく幼くて
子どもっぽいけど、シンプルなほんとうの気持ちみたいなものが
浮き出てきた感じがして、ほんとうに驚いています。

雪乃さん、もう、うざいかもしれませんが
ありがとうございます!

宿題が出来ているわけではないのですが、
3日間なのに、すごい、いろいろと濃い時間が流れていて
これ以上、時間が過ぎてしまうと、書くことがふえすぎて
うざくなると思ったので、とりあえず、メールを書いてみようとおもい
書いてみました。


雪乃さんにウソは言いたくないので、丁寧に書いてみました。
人間ってウソをついているつもりなくても、
何となく真実とは違うことを書いてしまうことって
あるとおもうので、なるべく正確に正確に綴ってみました。


また、これから毎日、丁寧に生きてみます。


宿題が残っていますね!


少しずつ考えていきます。

ありがとうございます。

リラックマ2月の新規ご予約承り中です(2月は残り3名です)

《2月のカウンセリング予約受付中です 》

ホームページ /   Facebook /  予約フォーム /  PayPalでのお支払い

お客様の感想 /  各種お問い合わせ / 提供中のメニュー一覧

*カフェセッションです。
*午前の部 10時~
 午後の部 13時~
 定休日  日曜日

Q『ココロプロジェクト』ってなに?
今の現実を作っている原因となる思考のクセを見つけ、時間をかけてそのクセを改善して行きます。
ココロプロジェクトは、不安を解放し心豊かに生きるためのメンタルレッスンです。
メニュー内容についてはこちら


【受付中のイベント】
○「お話会」2月10日(水)10時~【残席2名】
まる「解放×チベット体操×オーラ視WS」【満席】
○「解放×チベット体操×オーラ視WS」【残席4名】
  日時:3月28日(月)10時~15時予定
  場所:京王線聖蹟桜ヶ丘より徒歩3分
  参加費:10,000円

矢印お申し込み、詳細はこちらからお願いします。


ランキングに参加しています
↓↓お手数ですがポチッとお願いしますm(_ _ )m↓↓
  押すとマイナスエネルギーが浄化されます(ウソ)

  

読者登録してね