地味な復讐をやめられますか？？

明日の燃えないゴミの日に合わせて家のなかを片付けていたら腰をやられたリーディングカウンセラーの雫石雪乃です。

いま、布団に横たわりながらこれを書いています。

腰の痛みといい、洋梨のようなぽっこりお腹といい、完全に筋力不足ですね。
これからの恭子お姉様のように毎日筋力トレーニングに励もうと心に誓いつつ、ゴロゴロしています。治ったらやろう！

さてさて。
本日は、12月のお話会にて参加者全員に

「ヘソクリはたいてでも絶対にカウンセリング受けた方がいいよ！！」

と背中を押されていたIさんがついにヘソクリをはたいてやってきました。
あ、本当は12月を希望されていたのですが、予定が合わずに断念したので今日になったのですが。

約束の時間の10時にオドオドしながらいつものドトールに現れたIさん。
３０分後にはこってり怒られて撃沈（笑）

「心のどこかで“私も怒られるのかな～”と思ってたけど、やっぱり怒られましたね」

と頭を垂れておりました。

Iさんね。これまで10年以上も暗くて、人の目ばかり気にしていた自分が嫌で、自分を変えようと１００万円以上のお金を費やして自己啓発やらなんやらのセミナーに通っていたんです。

でも、自分が好きになれない。
たくさんお金も時間も費やしたんだし、過去の出来事がもう済んだことになっていると思いたかったけど、済んでいなかったんだということに今日氣がつきました。

うん、済んでないよね。
だって、話せば話す程、涙が出て来るじゃない？
それが全然終わっていない証拠なのですよ。

暗く沈んだ顔で涙を浮かべながら、

「私、暗い性格はもうやめて、明るい人になりたいんです。自分を好きになって心から笑いたいんです。どうやったら明るい人になれるんですか？」

そういうIさんに私はどんな言葉をかけたでしょう？
それは、

「そうやって人に頼って、誰かに答えを教えてもらおうとするからいつまでたってもその性格が治らないんです。

もし、自分がものすごく幸せになって明るい性格になったら、困ることがあるんじゃないですか？

ご両親に幸せな姿を見せられますか？

そんな姿を見せてしまったら、もう"あなたのせいでこんなに不幸なんだよ！！”っていう地味な復讐が出来なくなりますよね？

その地味な復讐を止められますか？」

不幸だと言っている人、辛いと言っている人たちはみんな、自分を不幸な状況、辛い状況にいさせつづけることで地味な復讐を続けています。

幸せになるには、その復讐を止めなければいけないのです。

可哀想な私でいれば、いつかあの人がゴメンねと言ってくれるかもしれない。
貧乏でいつづければ、いつかあの人が手を差し伸べてくれるかもしれない。
頭が悪いままでいれば、あの人が自分のためにやってくれるかもしれない。
分からない、出来ないと言っていれば、あの人が教えてくれるかもしれない。

だから、「不幸なフリをする」という復讐を続けているのです。

復讐をやめるのって怖いでしょ？
止めたが最後、もうその人には相手にしてもらえないような氣がして。
場合によっては、お金なども絡んできますよね？
不幸なフリをしていないと、お金がもらえない状況になる人もいるのではないでしょうか？
だから、ずっとずーーーーっと何十年も「私は不幸です」とか「私は貧乏です」という復讐を続けて、苦しいのになぜこの負のスパイラルから抜け出せないんだろう？？という状態になってしまうのです。

Iさんは、リーディングで答えがみえるのならば教えて欲しいと言いました。
けれども、Iさんが今まで何百万とかけても自分の問題を解決出来なかった原因は、こうやって他人に答えを求める「依存」にあるのです。

その人の答えはその人の中にしか存在しないのです。
にも関わらず、他人に答えを求め続けているのですから、見つかるはずがありません。

ここで

自分できちんと自分で向き合う

という方法を学ばなければ、Iさんは一生このままです。
誰かに頼って、すがって、というパターンをもう止めなければいけません。
そうじゃないと、一生本当の自分になど出会えないのです。

ですから、

「感情を感じきるということが分かりません」
「出来ません」
「やり方を教えて下さい」

を繰り返すIさんに、

「依存しないで下さい。やり方は自分で見つけるものです。絶対にやり方は分かるし、出来るようになります。依存することで自分の可能性を潰してるんです。

私を頼らずに、出来ると思ってやって下さい」

こうすると、嫌でも自分でどうにかしなければいけなくなります。
今までIさんに足りなかったのは、これなのです。

いつも

「分からない」

といえば、何かしらのヒントがもらえたり、答えを教えてもらえたりしたから、自分でやりきったという達成感が感じられず、自分に自信が持てない。
おそらく、そんなことをずっと繰り返して来たんだろうな～と思うのです。

こうやって追いつめられて行くうちに、Iさんはどんどん気持ちが高ぶってきます。
そこでIさんに

「今、どんな風に感じていますか？」

と聞くと、

「今すぐ、ここから逃げ出したいです」

と答えました。
これね、感情ではありません。思考です。
頭が

「ここから逃げ出したい」

と言っているだけです。では、なぜ頭がそのように言っているかというと、心が「怖い」とか「苦しい」と感じているからです。

ほとんどの人がこの「感じる」ということを無視して、思考に従ってしまうのです。
だから、心が置いてけぼりになってネガティブなエネルギーが体の中に堆積したままになってしまうのです。

Iさんが恐怖を感じ始めた所で、「感じる」ということについて少しずつヒントを与えて行きます。

すると１時間後には、大きなトラウマを一つ解放することが出来ました。

ね？出来たでしょう？

だから、「出来ない」んじゃなくて「出来ないフリ」をしていただけなんです。
他人に依存するために。

一度コツを覚えたIさんは、その後いくつかのトラウマに対する感情の解放をしました。
すると、Iさんはちょっといいことに気がついてくれました。

それは、Iさんには２人の息子さんがいるのですが、上のお子さんに対して今まで虐待スレスレ、いつ虐待してもおかしくないという状況だったそうなのですが、もうそんな思いはわいてこないような気がする、と。

そうなんですよ！！

こみ上げて来る思いとは、今、目の前にいる人に対する思いではなく、長い時間をかけて閉じ込めて来たネガティブなエネルギーです。

ですから、日常的にこまめに解放を続けることで他人に対する怒りや悲しみを感じる機会もどんどん減って行きます。

Iさんも

「６回コースに申し込んだのに、１回でこんなに大きなものがごっそり取れるとは思っても見ませんでした・・・。まだ本当に残ってるんでしょうか？？？」

と不思議がっていたほど、ごっそり取れるし、ごっそり詰まってるんです（笑）


カウンセリングに来るのが怖いですか？
でも、その怖さと向き合うのはほんの３０分です。
３０分逃げずに耐えきれば、その後はパラダイスですよ♡

怖い、怖い、と言われますが、でもその怖さって実は自分の過去の感情と向き合う怖さであって、私に対する恐怖ではないんじゃないかな～と今日思いました。

今日は11月のお話会に参加してくれたAさん(関連記事『恨みも憎しみも簡単に手放せちゃうんですけど♡』）よりこんなメッセージもいただきました。

11月のお話し会、参加させていただいてありがとうございました。
自分の覚悟の甘さに改めて気づかされました…。

お話し会の翌日から、色々な感情(主に怒りや悲しみ)がやってきて、叫びたくなる衝動までやって来ました。
こんなに心から叫びたくなるなんてかなり久しぶりだっので、自分の中に溜め込んでいる物の大きさにも気づかされました。
お話し会だけでも、結構強力でした。笑
カウンセリングに申し込むにはまだ勇気がいりそう・・・


カウンセリングを受ける勇気や覚悟がない方は、まずはお話会やワークショップにお越し下さいね♡
案外、怖い人ではないと分かるはず( ´艸｀)ウフフ


チベット体操のワークショップではつながりそうな人に対して『宇宙コネクト』もやりますよ～♫

宇宙コネクトって？
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