いつも何か不安なのにその原因が見つからないのはなぜか | 裏庭のないしょ話

裏庭のないしょ話

心の中のこと

最近、「神ネタ」でクライアンとさん達にいじり倒されているリーディングカウンセラーの雫石雪乃です。

来年には石ころをパンに変えられるようになると思うので、みんな食べ放題に来てねー。お一人様90分1,500円です♡

・・・って、金取んのかい!!

さてさて。
そんな意地汚い神の元に、昨日も怯えながら1人の子羊がやって参りました。

どんだけ怒られるんだろう?と思って、前日の夜から恐怖に怯えていたらしいです。
来る時の電車の中では、

「なんで申し込んでしまったんだろう?」

と激しく後悔すらしたらしいです。

そのせいでしょうか?
始めの1時間、彼女は私の質問にほとんど答えることが出来ませんでした。

「お母さんはどんな人ですか?」
「兄弟喧嘩をした時に、お母さんはどんな言葉をかける人でしたか?」

こんな質問にも答えることが出来ないのです。

でも、話を聞いていくうちに、彼女の抱えているものが少しづつ分かり始めました。

彼女が私が繰り出す質問に答えられない訳。
それは、1つ1つの質問に丁寧に心を巡らせているようで実は自分のせいにされないような答えを必死で探し求めていたからでした。



そんな彼女には、現在『ココロプロジェクト』に参加中のKさん(関連記事『人と違うことは不幸なことなのか?』)と同じように発達障害の疑いのあるお子さんがいます。

この子の将来が不安。
お友達が出来るかどうか不安。
学校で困ることが出て来るのではないか。
とにかく何もかもが不安でたまらないと、体を震わせているのです。

けれども、それだけの不安を抱えながら、ご主人にはそのことに関して一切相談していない。
それでも夫婦仲はとても良好です、と答える彼女になにかとても違和感を感じました。
夫婦仲は悪くないのに、ご主人に子供のことを相談出来ない?

そのことを疑問に思った私は、彼女になぜご主人にそのことを相談しないのかと尋ねてみました。
すると、出て来た答えがこれでした。

「こんなことを言ったら、お前のせいでそうなったんだと言われると思うので・・・」


そう言ってまた彼女は体を小刻みに震わせ、目に涙は溜めるのだけれども決して激しく泣きはしないのです。

それをみて、ああ、と思った私は彼女にこんな言葉をかけました。

「Kさんは、そうやっていつも我慢をしてきたのですよね。
分かりますか?
Kさんは今、とても泣きたいのを我慢しています。

いままでずーっと悲しいこと、辛いことを我慢して来たのではありませんか?

自分さえ我慢すれば、すべてが上手くいくと思っていたのではありませんか?」

すると彼女は、言葉もなくただただ頭を上下させ、目をまっ赤にしながらようやく本当の涙を流し始めました。

彼女には前提として「わたしのせいにされる」という思いがあります。

ですから、何をするにしても自分の気持ちはひた隠しにし、相手の意見、テレビや雑誌の意見を取り入れてきました。

自分のやりたいようにやって失敗するよりも、誰かの意見を取り入れて失敗した方が、自分の責任が軽くなると無意識のうちに考えていたのでしょう。

だから、いつの頃からか自分で考えることを放棄し、育児は育児書に書いてある通りに。

その通りに出来ないと不安になり、出来ない自分はご主人に責められると日々、恐怖を募らせていたのです。

そうしているうちに、その不安は日に日に膨れ上がっていくばかり。
どうしたらいいのか分からずに多くのブログを読みあさり、セミナーなどにも通ったそうです。

でも、我慢をすることが習慣になっていた彼女にとって、なぜ自分の中に不安が募っていくのかが全く理解出来ていませんでした。

彼女の不安が募っていた原因は「我慢」です。

寂しいも、辛いも、苦しいも、嫌だよも、怖いも全部全部我慢して、それらの感情をギュッギュと自分の内側に押し込めて見ないことにしていたけれども、心の片隅ではそれが常に自分の中に存在することを知っていたのです。

ですから、そこに気づいて蓋を開けてしまうことがイコール今まで何十年分もの悲しみや苦しみと向き合わなければいけなくなることになることを、本能的に察していたのですね。

何十年分ものネガティブな思いです。

すっごく怖いですよね。
そこに触れてしまったら、どれだけの涙が出るのか、どれほどの恐怖が表面化するのか、想像もつきません。

多くの人が変わりたい、もっとポジティブになりたいと言いつつ一歩前に進めないのは、このパンドラの箱を開ける勇気がないからです。

このパンドラの箱を開ける決意が出来ない限り、新しい人生の扉を開くことは出来ないのです。

だから彼女はどのセミナーに行っても、その部分には触れないようにしてそのまわりだけをグルグルと回り続けていたので、不安を解消しきれないまま帰って来ていたのです。

けれども、その扉に触れないように生きるということは、すなわち感情を感じないようにして生きるということ。

何かの拍子に心から喜んだり、心から悲しんだりしてしまったら、その扉が開いてしまうことを人は本能的に知っているので、出来るだけ自分の気持ちに触れないように行きている人がほとんどです。

そうするうちに、心から笑わなくなり、心から悲しまなくなり、なぜ生きているのか、この先生きていく意味があるのかすら分からなくなります。

でもね。
実際にやってみたら、彼女に取ってその扉を開けること自体は、そんなに苦しい作業ではありませんでした。

彼女がその扉を開け、溜め込んでいたネガティブなエネルギーをすべて放出するのにかかった時間はほんの5分。

大泣きするということもなく、ただ静かにそのエネルギーは体外に放出されていきます。
彼女自身もただただ静かにそのエネルギーが流れていくのを感じていました。
だから、実はその扉を開けることなど、それほど恐れることではなかったのです。

そんなことよりも、そのあとで起こった1時間の出来事の方が私には衝撃的でした。

我慢することによって閉じ込められて来た彼女のネガティブなエネルギー。
それをすべて放出した後、彼女の中から溢れ出して来たのは溢れんばかりの喜びのエネルギーでした。

体から一気に吹き出したエネルギーは、あまりの強さに彼女の手足が震え出し、その震えがいつまでたっても止まらないのです。

おまけに表情は、来た時とは打って変わって笑いっぱなし。
血行も良くなり、とにかく嬉しさで泊めようと思っても笑いが止まらないのです。

さらには視界が広がり、逆に耳の聞こえが悪くなるということまで体感したそうです。

これはおそらく、見ないようにしていた周りがよく見え始め、これまで他人の意見ばかり尊重していたのを、自分の感情を優先しようと魂レベルで決意したことで、周りの音が聞こえないように体が勝手に調整を始めたのだと思います。

あまりのエネルギーの放電ぶりに

「どうしよう・・・帰れないかもしれない。歩けそうにありません」

とニコニコしながらも困っていた彼女ですが、ちゃんと無事に帰っていきましたよ♡

という訳で、彼女が来る前に感じていた恐怖は、

「私、今日こそ不安の原因を見つけて変わっちゃうかも♡」

という武者震いだったに違いないと、自分に都合のいい解釈をしている雫石でした( ´艸`)

あ!!そうそう。

Kさんは、過去世リーディングもお申し込みくださったので過去世も見ました。
出て来たのはアフリカかどこかでたくさんの動物に囲まれてニコニコしている黒人の少年。

どうやらこの少年は、テレパシーで動物とコニュニケーションをとるのが得意なようでどんな動物でも手なずけることが出来るようでした。

そして、今の彼女にもその時に鍛えた能力がしっかりと備わっていることが分かりました。

実は、彼女が一番不安に思っていたことは、息子さんが言葉によるコミュニケーションをうまく取れないこと。

でも、彼女自身には実は育児書やテレビの情報、言葉になど頼らずともしっかりと息子さんとコミュニケーションをとる能力が備わっていたのです。

ですから、彼女には育児書などはもう捨てて、しっかりと息子さんの目を見て、何を欲しがり、どうしたのかという気持ちを察するトレーニングをしてみてください、と伝えました。

彼女には、そうやって察する力、感じ取る力があるからこそお子さんはちゃんと自分の気持ちを分かってくれるお母さんを選んでやって来たのです。

だから、これからはちゃんと自信を持って頑張って!!

あなたは絶対に大丈夫



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