「えーーーー!!!熱中症って小さい子供か年寄りがなるもんなんじゃないのー。
ウケるー。年寄りクサー!」
と友人に笑われてプチッとキレたことを思い出した、実はキレキャラのリーディングカウンセラー雫石雪乃です。
今日も東京は気温が高めです。
年寄りは熱中症に気をつけようっと。
さてさて。
昨日は、山梨からカウンセリングだけを受けに!なにかのついでではなく!(あ、もちろんついででもメチャメチャ嬉しいですけどね♡)、クライアントさんが来て下さいました。
そのクライアントさんがこれまた面白くて(笑)
何が面白いって、お申し込みの際にいただいたメッセージ!!
はじめまして
苦労話が大好きです。
長い長い間 自分のこと、他人のことを否定することで自分を気持ちよくしてきたような気がします。もうここから脱出して自分の能力をフルに発揮して他人を満たす提供ができるようになりたい。
もうね。メールフォームを開いた瞬間に
どんなドMな人が来るのーーーー!!
と思って、爆笑しつつ、ワクワクしましたわ(笑)
自分も他人も痛めつけて、それで気持ちいいってどんだけ変態なのよ(笑)
実際に話してみたら、苦労話(?)が出るわ、出るわ。
で、どんどん話を掘り下げて行くうちに、車の強盗に刃物を突きつけられたことまで思い出してるし。
・・・・ていうか、強盗に刃物を突きつけられた話って、忘れられるような話ではないのでは!?
と、普通は思うのですが。
今まで何人もお話を聞いて来て、やはり辛過ぎる過去、怖過ぎる過去を背負った人というのは、みんなその期間の記憶が面白いぐらいにスコンと抜けている人がほとんどです。
だから生きていけるんでしょうけれども、じゃあその時の記憶と言うのはなくなったのかというとそうではなくて、記憶の奥底にしまい込まれたままぴっちりと蓋をされているんですね。
で、記憶はないのだけれど、同じようなシチュエーションに陥った時に、ゾワッと不快感だけが再現されるようです。
「なんかこの人嫌い」とか「車を運転するとソワソワする」とか、そういう思いだけ。
その不快感とか、嫌悪感とかを解放でどんどん取り除いて行くと、記憶も徐々に取り戻して行くから不思議なんですよね。
先日『一ヵ月徹底解放』を終えたMちゃんも、お申し込みの時点では幼稚園から小学生のころまでの記憶がスコンと抜けていたのですが、徐々に思い出し始めて最後には思いも寄らなかった感情が自分の中から溢れ出しました。
最終日にいただいた感想は
「大きいの(トラウマ)がゴロゴロっと2つ、3つとれて、今、術後な感じです。まだひりひりするけれど、治ったんだーという感じがします」
良かった
途中、どうなることかと思ったけれど、本当に良かった
Mちゃんのカウンセリングのないように関しても、話せば本当に長い・・・。
でも、お申し込みの時点で深刻に悩んでいた問題は、終わる頃にはもう本当に鼻くそプーな問題に変わっていました。
話は変わって。
カウンセリングをしていると、非常にやりづらい人たちがいます。
それはどんな人かと言うと
「嫌い」
と言わない人。
先日、『一ヵ月徹底解放モニター』を卒業してお仕事が決まったKさんがまさにそれで、Kさんのお話を聞いていると明らかにお父さんのことが嫌いなんだけれど、絶対に「嫌い」とは言わないのです。
それで、
「で、Kさんはお父さんが嫌いなんですよね?」
と聞いても、
「いえ、でもこれこれこういうところは人に慕われているし、良い人なんだと思うんです」
というように、微妙に、たぶん自分では無意識に「嫌い」という言葉を避けるのです。
かといって、「好き」というわけでもない。
じゃあということで、別のアプローチをするのだけれど、どこからアプローチしても結局は「お父さんとの関係の見直しをしないといけないのでは?」というところにたどり着いてしまうのです。
何週も何週もそこをグルグルグルグルして、ある瞬間にふと彼女は気づきました。
「え?嫌いって言っても良いの??」
そう。なんと、彼女の気づきを邪魔していたのは、
「人に対して嫌いと言ってはいけない」
という思い込みだったのです。ビックリ!!
そりゃあ、好き嫌いせずにちゃんと食べなさいって言われながら育った世代だけれども、ムリにドリアン食べなくたって死なないよ?
人も食べ物も、好き嫌い言っていいの。
嫌いと言えないことが苦しいのなら、嫌いと言ってしまった方がいいの。
でも、この思い込みを持っている人が実は多くて、
「私、嫌いな人がいないんですぅ♡」
っていう人は、たいてい嫌いな人がいないのに人間関係が苦しいって悩んでいる人なのです。
で、なんで苦しいのかと言うと、嫌いなのに嫌いだという気持ちを認められなくて
「この苦しさは何かしら?恋なのかしら?(←とは思ってないだろうけど。笑)」
という状態に陥っているのです。
嫌いな人がいないなんて・・・・
良い人にでもなったつもりか!?
おっと言い過ぎた(笑)
好き嫌い言わない人が、良い人ではないよ?
そもそも、良い人ってなに?
どうして良い人になりたいの?
「嫌い」だからこそ、そこから見えて来るものがあるのに、
「嫌い」と認めるからこそ、解放出来る感情があるのに、
常にポジティブでなければいけないという勘違いをして、
「嫌い」と言ってはいけないと言う勘違いをして、
どんどん迷宮に嵌る。
一回でいいから、嫌いって言ってみ?
で、どんなところが嫌いなのか言ってみ?
Kさんは「お父さんが嫌い」ということを認められたら、小さい頃に抑圧していた「実はお姫様のように扱って欲しかった」とか「甘やかして欲しかった」とか、そんな自分自身が本来持っていた欲求を見つけることができました。
そこでもう「しっかりしてないとお父さんに認めてもらえない」という気持ちは捨てて、「しっかりしていなくても楽しんで仕事が出来る場所」を望んだら、次の日には仕事が決まったのです。
決まった職場が本当にそういう場所かどうかは分からないけれど、きっと今までとは違う体験が出来るのではないかな?と思います。
思い込みに苦しめられていた例をもう一つご紹介。
以前にも何度かカウンセリングを受けてくれた仙台のMちゃんがまた『ココロプロジェクト3ヵ月コース』にお申し込みをしてくれました(関連記事『痩せても、住む場所を変えても何も変わらないのよ』)。
Mちゃんが今回お申し込みしてくれたのは、どうしても許せない人たちがいて許すことで苦しみから解放されたかったから。
Mちゃんが許せなくて苦しんでいた相手はおじいちゃんだったのですが、Mちゃんがその苦しみから抜け出すことを拒んでいた思い込みは
「孫としてちゃんとしなくちゃ」
というもの。これも「嫌い」と言ってはいけない。に近いですよね。
ここに気づいた後のMちゃんはほんっとうに早かった!
以下、M ちゃんにいただいたメールより抜粋
カウンセリングで、「孫としてちゃんとしなきゃ」という謎の発想をしていたことなど、お話したおかげで気付くことが多かったです。
気がついた経緯はこんな感じです。
気持ちのモヤモヤを解放すべく、カウンセリングで教えていただいた方法をひとりでも 試しましたが、なかなか出てきてくれなくて、
「うーん・・・なにがいけないんだ・・・。よし!雫石さんのブログを最初から全部読んでみよう!」
ということにしました。
まだ途中ですが読み進め、気になった言葉はメモしていきました。
気になった言葉はいくつかあるのですが、特に
自分の住む世界は自分でハッピーに
(『世の中は怖いところ?』より)
という言葉に強烈に惹かれました。
そうだよな~。まずは自分が変わらないと!と改めて思うと同時に、どうしてか、
「じゃあ、まずは両親(特に母)を喜ばせてあげないと!」
って思ったんです。
そう思った瞬間、「あれ??なんでそんなこと思ったんだ??」と若干の違和感。
でも違和感の正体がよくわからないので、とりあえず、母を喜ばせようと、近所のカフェに一緒に行こうと母を誘いました。
誘ってみると、母はとても嬉しそう。カフェで食べたり話したりしているときも嬉しそうだし楽しそう。それをみてよかったよかったと安堵する私がいました。
でも、自分がこういう行動をとったことにやっぱ りなんとなく違和感がありました。
今日、突然、その違和感の正体に気がついたんです!
それは、「かわいそうな父と母を喜ばせるのが私の役目だと思っていた」ということ。
そして、そう気がついたのと同時に、「父と母はかわいそうなのに、私だけ幸せになってはいけない。そんな申し訳ないことできない。」と無意識に思っていたことにも気がつきました。
気付いたときは思いもよらない答えにびっくりしたけど、これに間違いないと確信できるしっくり感がありました。
なぜ両親を「かわいそう」と思っていたのかという理由はすぐにわかりました。
(中略)
無意識にではありますが、こんな風に何年も何年も一生懸命に「両親をかわいそうな人にしないように」「なんとか幸せにできるように」と考えて生きてきたところに、母方の祖父母や叔父のようなことをする人が現れてしまったから、ものすごく腹が立ったんでしょうね。「これ以上私の両親をかわいそうな人にしないで!私はこんなに必死なのに !」って。
ああ、なんて自分勝手。。。思い込みが激しいやつ。。。
でも、最近の両親のことを冷静に考えてみたんです。「はたして両親は本当にかわいそうな人たちなのか」と。
確かに過去に辛いことはあったかもしれないけれど、今は決して「かわいそうな人」ではないと思うんです。
父は、週末になるといつも趣味を楽しんでいます。畑の野菜を育てるのも楽しいみたいです。毎日笑っています。仕事は大変そうだけど、身体を使う仕事になってから体重も減って健康的になったと喜んでいます。
母は、時々お友達と女子会と題して楽しそうに食事会に出かけていきます。今月は旅行に行くそうで、計画を楽しそうに立てています。時々幸せだわ~とつぶやくときがありま す。私が居てくれてよかったと言ってくれる時があります。
こんなふうに冷静に事実だけをみてみると、ふたりともちゃんと幸せそうだし、私を責めてもいないし、幸せになるなとも言っていないんですよね。私が勝手に推測してかわいそうな人に仕立て上げて、祖父母と叔父には怒りを向けていました。
「私だけが幸せになってはいけない」という想いについても、両親が私の不幸を望んでいる訳はないのに、なんでそんなことを思っていたのか・・・。
それに、もしかしたら両親(特に母)は過去のことで今も苦しんでいるのかもしれないけど、もしそうならそれは両親が自分で解決することであって、私が悩んでも仕方ないですよね。
祖父母と叔父がしたことを良い こととは今も思えないけれど、いろんなことが腑に落ちたら、正直もうおまえら好きにしてくれって感じです。(言葉が汚かったですね。失礼しました~(笑))
その段階になったら、カウンセリングで教えてもらった解放ができるようになりました。私はみぞおちに何かがたまっていたみたいで、それが口からグワーって出て行きました。まだ残っている気がするので、続けて解放してみます。
4年半も悩んでいましたが、本当の原因が分かるとたった1日で解決してしまうんですね。あら不思議。
これ、本当にスゴいですよね。
私も考えさせられたことがたくさん。
今まで、解放でなかなか出て行かなかった人というのも何人かいて、その場合はきっとまだ解放出来る時期ではないのだろうと思っていたのですが、このMちゃんのくれたメッセージを読んで、
「なるほど、真相にたどり着けた時に本当の解放が出来るんだ」
ということが分かりました。
自分で解放してみてもなかなか出来なかった人。
原因はやり方ではなく、掘り下げ方が足りなかったのかも?
もう少し掘り下げてみて、Mちゃんのように違和感のない答えが見つかったら、その思いを手放してみて下さいね。
自分1人で掘り下げるなんて出来ないよ~!!
という方はぜひサポートさせて下さいね。
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