宿題をする時に分からなくなると、
「なになにをたべました、の「を」は、「お」？それとも「ぅお？」」
と発音を微妙に使い分けることにちょっとビックリのリーディングカウンセラーの雫石雪乃です。
大学時代、日本語教師になるために日本語学を勉強していた私は「日本語音声学」なる教科を履修していました。
そこで「ワヰウヱヲ」は「わ、ぅい、う、ぅえ、うぉ」のように発音するのが本来なのだけれども、「い」と「え」の発音については、もう使い分ける人がいなくなったために、あえて旧字体では表記しなくなったとかいうことを教えてもらったことを思い出しました。
ここに微妙な違いを使い分けている人がいますけどー（笑）
さてさて。
昨日TSUTAYAで、リュック・ベッソン監督の『ルーシー』という映画を借りて来て観ました。
- LUCY/ルーシー [DVD]/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
- ￥1,543
- Amazon.co.jp
いやー、すんごい面白かった。
私が普段、ブログに書いていることと内容がかなりリンクしていて
「ベッソン！やっぱりあなたもそう思っていたのね！？」
と上から目線の感想を述べながら最後まで見続けました（笑）
特に、ルーシーが述べた
「不安が理解の邪魔をする」
という台詞に頷きまくり。
不安という感情のフィルターは、真実をそのままには見せてくれません。
私のクライアントさんで、バツイチの男性と結婚された方がいたのですが、そのクライアントさんはいつも元奥さんの影に怯えていました。
彼は隠れて奥さんと会っているのではないか？
今でも奥さんのことを忘れられないのではないか？
その不安が彼女を携帯のチェックや荷物のチェックに走らせる。
でもね、問題は彼女のご主人に別れた奥さんがいることではないのです。
たとえ、ご主人が初婚だったとしても、彼女はやはりご主人に対して同じことをしたでしょう。
この不安ね、もしご主人に
「もう絶対に会いません」って誓約書を書かせても、
元奥さんが交通事故や病気になって死んじゃったとしても、
決して消えることはありません。
それはなぜか？
彼女自身が
「私は愛されない」
と思っているから。
「私は愛されない」と思っているから、
誓約書を書かせたって信じられないし、
奥さんが死んだって、いつまでも奥さんを思い続けるだろうと不安になるのです。
ご主人のことは信じられなくても、自分の「私は愛されない」という思いは強く強く信じることが出来るのです。
だから、いくら愛されたとしても彼女自身が「愛されている」と実感することは決してないでしょう。
だったらね、
やっぱり、不安を全部とっぱらって、
「私は愛されている」
という気持ちを自分にしっかりと浸透させて行くしかないのです。
多くの人がする勘違い、それは、
現実が先で、思考が後に来る
ということ。
これ、実は全然逆で、
思考が先で、現実はその投影でしかない
のです。
要するに、不安がって行動すれば、その不安はそのまま現実となるということ。
不安だから必死でご主人の気持ちをつなぎ止めようとすればするほど、ご主人の気持ちはその不安のエネルギーから遠ざかろうとします。
だったらどうすればいいのか？
不安を全て取り払った後に沸いて来る感情にただ素直に従えば良いのです。
不安をすべて取り払った後、「ただこの人が好きだ」という気持ちがわいて来るのであれば、それをそのまま伝えれば良い。
不安をすべて取り払った後、「ああ、１人でいるのが怖かっただけだ」という気持ちがわいて来るのであれば、無理に関係を続ける必要もないでしょう。
いいですか？
不安は理解の邪魔をするのです。
不安のせいで自分の気持ちが分からなくなっている、そんな人がほとんどなのです。
自分の本当の気持ちを知りたければ、まずは自分の中から不安を取り除くこと。
そうそう！！！
昨日、旦那さんを「お金がない教」に洗脳したクライアントさんから、こんな素敵なご報告をいただきました。
そういえばここ2カ月ほど、家計を私が管理せず、ダンナに任せたらお金ない地獄から抜け出せてました♡
ね？
不安な人が管理したら、どんどん不安な方向に進んで行っちゃうの。
だったら、
「なんとかなるさ～」
と言ってくれる人に任せて信頼し、自分は不安を完全に手放してしまえば、物事はさくさくと良い方に進みます。
でね！
彼女は気が楽になったら、
「そういえば、私、ずっと呼び捨てにされてたけど、ちゃん付けで呼ばれたいわ！！」
という思いが、自分の中にあったことに気がついて、そのことをご主人に伝え、今ではちゃん付けで呼ばれているそうです。
ちゃん付けにされることで、自分が可愛くなったような感じがして、大切にされている感も満載でテンション上がるという幸福感まで味わってるって！！ウフフ♡
最近、クライアントさんに幸せになるために必要なこととして
１、嫌いなこと、出来ないことに目を向けること
２、不安を解放すること
３、自己開示をすること
の3つをするように伝えているのですが、
１についてはまた別の機会に説明をするとして、
２の不安と言うフィルターを取り除く作業をすると
長年連れ添ったご主人でも、
実はこんな可愛いところがあったんだ！！とか、
あれ？思っていたよりすんごい頼りになるひとだった！！など、
いろんなことが見えて来るようになります。
そうしたらね、ここがポイントなのですが、その見えて来た自分の気持ちを相手に対してきちんと自己開示するのです。
「あれ～なんだか、今日は可愛く思えるよ～」とか
「実はすんごい頼りになるんだね、ありがとう」とか、
そんな風にね。
そうすると２人の関係は確実に変わり始めます。
確実に！！
旦那さんを「お金がない教」に洗脳しかけたHさんも、不安のフィルターを外して旦那さんをみたら、感謝の念がブワッと沸いて来たそうで、その気持ちをきちんと旦那さんに伝えることが出来たそうです。
でもね～、Hさん、大変残念なことにテレでタイミングを逃してしまい、変なタイミングで
「今までどうもありがとうございました」
って言っちゃったって。
おい、一体どこに行っちゃうつもりよヾ(＠°▽°＠)ﾉ
みなさんも、「愛から生まれる言葉」をどんどん自己開示して下さいね～♡
そ～れ、みんな幸せにな～れ♡
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