「ビリビリに破る」
とか
「絶対に行かない!だって、戦争に行ったら死んじゃうんでしょう?それに誰かを殺すのも嫌だ」
とか
「そもそもなんで戦争をするの?」
とか、1年生と2年生の子供たちが彼らなりに一生懸命考えていました。
で、しばし黙考の末、次男君が発した言葉がこれ。
「もう戦争のことを考えるのは止めよう?そんなことを考えてたら、本当に戦争になっちゃうよ?だったら、みんなが幸せになることを考えよう」
Σ(゚д゚;)
この瞬間、
「神の子を授かってもうた~!!」
と思ったリーディングカウンセラーの雫石雪乃です。
私より大きな大きな器を持って、人と争うことを嫌い、冷静沈着でありながら陽気な彼は、ダライラマのようになれるんじゃないかと実は密かに思っています。
ウフフ♡
さてさて。せっかく子供の話が出たので、今日は子供の可能性についてのお話を書きたいと思います(他にもたくさん書きたいことはあるのですが💦)
先日参加した『双雲塾』にbao(中島芭旺)君という9歳の男の子が参加していました。
bao君のTwitterはこちら
もうご存知の方もいるかもしれませんが、bao君は昨年の9月から自分の意思で学校に行かないことを選択し、自宅学習を始めとした、自分が学びたいことを自分で選択するというスタイルを貫いている男の子です。
今、ハマっているのはプログラミングという超天才児。
でも、実際に会ったbao君はその辺にいる普通の9歳児と同じ・・・いや、普通の9歳児よりはるかに天真爛漫で、「本当の笑顔ってこういう笑顔なんだ!!」と思わせてくれる、心からの笑顔を絶やさないとても可愛らしい男の子でした。
9歳で学校に行かない選択をして自分で自宅学習・・・というと、どうしてもどこか暗いイメージがあるような気がするのですが、bao君にはそれがみじんもない!
学校に行かないのはお友達や人間関係が嫌だからではなく、学びたいことがそこにはもう既にないからなのでしょう。
そんな彼は、生きていることのすべてが学びであるように、あらゆることに興味を持ち、とても楽しそうに参加していました。
きっと、たくさんのことを吸収して帰ったのでしょうね。
そこで気になるのがbao君のお母さんです。
こんな子を育てているお母さんはどんな方なのか?
当日着ていた服がアニマル柄だったため
「うちのおかんがそういう格好をする人なんで、おかんに見える!!」
と双雲さんにいじられていましたが、家に帰ってから彼女のブログやFacebookの発言を見ていたら、全ての思い込みを捨てて自分と家族の幸せのために全力で生きるそれはそれはステキな女性でした。
bao君ママのブログはこちら
以下、bao君ママこと岩切弥生さんのFacebookへの投稿より抜粋
ずっと私は、子供は子供らしく遊ぶものだと思っていました。
母は、母らしく生きるものだと思い込んでいました。
でも、
その思いはもう忘れました。
自分の考えていた
ちっぽけな「子供らしさ」や
「母親らしさ」
なんて・・・
せっかく自分で生まれて来て
こんなに豊かな世界で生きている今
そんな
ちっぽけな世界なんて
ほんとに。。
ちっぽけすぎて。。
もったいなさすぎて。。
忘れてしまいました・・・。
手放してしまいました・・・。
双雲塾の時に、bao君ママが
「エジソンの母親になったつもりで・・・」
と言っていました。
エジソンの母になったつもりで、歯磨きをしなくても別に怒らずにいよう。
エジソンのは母はそんなことでいちいち叱らなかっただろう、と。
これはあくまでも一例で、歯磨き程度のことはいちいち怒るような対象ではなく、もっと大きな可能性を見いだして行こうとこと。
それは、bao君がエジソンのように特別な頭脳を持った子供だから許されることなのか?
私の子供は特別じゃないだろうか?
そう考えた時に、
「いや、やっぱり私の子供も特別だよな」
と思うのです。
長男君の過去世をリーディングすると、フラメンコだったり、オペラ歌手だったり、西部の酒場のバンジョーを持った歌い手だったりと、とにかくエンターテイメントで人を喜ばせることをずっとしてきた魂の持ち主です。
同じように次男君をリーディングすると、ギリシャの哲学者だったり、宗教家だったり、お寺の小僧だったり、精神世界に関わる学びを続けて来た魂の持ち主です。
今でも長男君は、人を喜ばせることや困っている人に手助けしてあげることがとても大好き。そして、動物もとても大好き。
誰かを喜ばせることで自分も喜ぶ生き方を極めるためならば、算数のテストで10点を取って来ても良いのでは?
そこで、
「出来ないダメな子」
のレッテルを貼ってしまう必要はないでは?
それよりも、必要とされる喜びをもっともっと感じられるような環境に彼を置いてあげる必要があるのではないのかな?とbao君を見ていて思いました。
次男君もまた、彼が必要としているのは哲学的な学びなのでは?
だからこそ、私のような母親を選んだのではないかと思うのです。
なぜ戦争が起こるか?
どのようにしたら世界はもっと平和になるのか?
それを考えたいのなら、もっと突き詰めて考えられる環境を与えてあげるべきではないのか?
彼なりの幸福への学びを極めることで、多くの人を幸せへと導き、彼自身も幸せになれるのではないのかな?と強く思います。
先日の小学校の保護者面談で、次男君は人前で話すのがとてもとても苦手だからこれからの6年間は試練になるだろうと言われました。
今の学校教育では、人前でプレゼンテーションすることにかなりのウェイトを置いているからだそうです。
そこで、
「うちの次男君は、人前で話すのはとても苦手です。でも、何も考えていない訳では有りません。自分の考えたことを私にじっくりと話してくれることもあるし、それを文章にして書き表す能力にも長けています。
プレゼンテーションだけが自分の考えていることを表現する手段ではありませんから、無理強いはしないで欲しい」
と先生に伝え、先生も快諾してくれました。
もし学年が上がって、どうしてもやらなければいけなくなり、それを次男君が克服しようとするよりもやらないことを選択するのであれば、その時は学校に行かなくなってもいいと思っています。
20年後、今ある仕事の8割はなくなっていると言います。
じゃあ、どんな仕事が台頭しているのか?
全く想像もできません。
そんな想像もできない未来に向かって生きているのに、
私たちは、私たちの想像の範囲の常識を子供に押し付けている場合なんだろうか?
良い大学に入るために一生懸命勉強をさせていたら、
本当に確実で安定した未来を子供たちに与えられるんだろうか?
双雲さんがbao君に
「夢や目標ってないでしょ?」
って聞いたら、
「ないよ!ない!ない!」
って、なんでそんな当たり前のことを聞くの?とでも言うように、ケラケラと笑いながら答えていました。
何が創造されて行くか分からない未来に向けて、
目標や夢を抱くことの無意味さ。
そして、何が起こるかわからないからこそ感じるワクワク。
ワクワクを通じて、新しいものが創造されて行く高揚感。
子供たちと一緒に「知りたい!」「極めたい!」と思うことを常に探求していく人生を謳歌しようと、bao君親子を見ていて強く思ったのでした。
私も母親らしさも、
カウンセラーらしさも、
すべて捨てて行こう。
*こんなことを書くと「うちの子もリーディングしてください」というお問い合わせが必ず来るのですが、リーディングのみのお申し込みは受け付けておりませんので、あらかじめご了承ください。
![花](https://emoji.ameba.jp/img/user/bl/blue-pearl66/14445.gif)
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