オールドローズってどんな色？オールドが付く色名の意味？

色鮮やかに咲き誇る秋バラ。

都立神代植物公園のばら園は、シンメトリックに整形された美しい庭園様式。

「きれ～ぃ♥」連発！

花色は、赤、ピンク、黄色、橙、白、紫など多彩。

魅惑的なブルーローズたちも咲いていました。
(青龍)

(ブルー・ムーン)

バラの系統（品種群）は、1867年を境に、オールドローズとモダンローズ（現代バラ）に分類されるようですが、色名にも「オールドローズ」があります。

＊JIS採録の色の値参照

「やわらかい赤」とされ、赤いバラの花の色にちなむ「ローズ」の派生色名です。

くすみ感のあるピンクですね。

＊JIS採録の色の値参照

「オールド」を冠した色名は、灰みを帯びた古びた趣のある色を指すようです。

改めて「old」を辞書で引いてみると、

ホントだ！
〔色が〕くすんだ
という意味が載っていました。

なるほど！
「オールドブルー」といえばくすみブルー
「オールドゴールド」はマットな赤茶色
です。

歳月を経て、鈍さや渋みも得た落ち着いた色合いかな…。

色名の「オールドローズ」はピンクですが、バラを分類する「オールドローズ」には、ピンク以外にもさまざまな花色があります。

オールドローズは春に咲く一季咲き。

「オールド」のつく薔薇と色を見に、また春に訪れたいと思います。

バラの香りで満たされたバラづくしの庭園に、うっとりでした。

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