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明日のマタイにいらして下さる方へ

マタイ受難曲
1日程
2お願い
3曲の話少し

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明日、12月4日1時半~
上野の東京文化会館です。
前半、約80分
後半、約110分

長いから途中で帰ってもいいですからね

長い曲ではありますが、字幕スーパー付きだから、バッハのキリストの受難についての思いが伝わってくるかも。

2
念のため申し上げます。プレゼントは固くご辞退申し上げます。団の決まりでもあります。預かってくれません。
せっかくの休日に恐縮です。ありがとうございます!気をつけていらして下さい。
3
ここから先はこの曲の話。
先入観がない方がいい方やご存知の方は読まないで下さいね。

一曲目は、受難曲の中でマタイの特長の一つでわかりにくい部分なので書いておきますね。
2つの合唱の掛け合いプラス天使の合唱による解説です。
「花婿を御覧なさい!」
という花婿とはイエスのこと。
受難の日を婚礼の日と表現。彼はその花嫁を血であがなったから。

詩人が受難詩を花嫁花婿の比喩で彩ろうとしたらしい。
(ソロモン王と美女の愛をキリストと魂の聖なる愛に解釈し直してきたらしい)
以上、磯山雅のマタイ受難曲という本より(勉強しました!(笑))

その他、曲も興味深いことだらけ。
例えば第39曲の第一バイオリンのソロのアリアの時、低音のピチカートは涙のしたたる音、心臓ドキドキ…を表しているらしい。

第51曲の鞭打ちをおやめとかうたうバイオリン?のタッタ、タッタというリズムは鞭打ちを表現。
?番のビオラダガンバ(チェロの足のないような古楽器)の重くるしい低音は重い十字架を引きずって歩く様を表しているらしい。(指揮者から聞きました)

等々
バッハの立体的な音楽をお楽しみ下さい。


基本的に新人は後ろ。私は一番新人なので一番後ろ。私の隣は、大きい人は、マタイ12回目。マタイを歌い歩いてる。こういう人が何人かいる。

おばあさんは、たいてい入団50年目!後ろにいるおばあさんは、違うページ開いてたり座り込んだりしますが、いい声です!

以上です。

重い楽譜対策

マタイの楽譜は304ページもあって重いので、ぶっ続けで練習があると腕が痛くなる。
一世師匠から「首にぶら下げればいい」とのアドバイスを頂き、厚い厚紙を使って画板を作ってみた。
大正解!本日のオケあわせでは、立ちっぱなしの練習でも痛くならなかった。
よかった。
明日は、5時間近い通し稽古。この画板が力を発揮するだろう

一世先生、アドバイスをありがとうございました!

語りかける曲

今回の作曲の課題は、作る傍から魂が反応する。

決して素敵と言えないメロディなのに。

和声が魂をくすぐるみたい。

加湿器が通奏低音を奏でる。


静かな晩秋のひととき


このまま眠りたい