『なんぞころびやおき 地球慕情篇』(48) | 『さいはひよいち』日本古来の人生観 常の理三つ子の魂 島根半島は勾玉宝船 山陰(島根鳥取)はたまをろち瑤大蛇 あれかし山の峠杣一日・著

『さいはひよいち』日本古来の人生観 常の理三つ子の魂 島根半島は勾玉宝船 山陰(島根鳥取)はたまをろち瑤大蛇 あれかし山の峠杣一日・著

島根県松江市東出雲町、あれかし山の峠杣一日です。
島根半島(島根島)は勾玉宝船、山陰(東方鳥取瑠璃光藥師少彦名神、西方島根極樂阿弥陀大国主神)は瑤大蛇(たまをろち)。常の理(とはのことわり)あれかし大明神鎮まる意宇の古都から常の親子(085)の物語を書いてゐます。


『なんぞころびやおき 地球慕情篇』

(48)

峠杣一日・著

「きょ?!
いったい何ごとなのぢゃ?!」

動揺(どうえう)にうち震(ふる)へる、まうぽっぽ(迷妄汽車)。

をろぽっぽ(大蛇汽車)とさひこづる(笹彦鶴)とさひめがめ(笹媛亀)とが合体変化(へんげ)した大笹霊の瓊戈(おほさちのぬほこ)が、満艦飾(まんかんしょく)きらびやかに輝きはじめたのだ。

『汽車線』(ぽっぽせん)

〽️
一、さ迷ふ心の 切符にぎりしめ
  どこへ行(ゆ)くのか 帰るのか
  軋(きし)む軌条(レール)と 走る汽車(きしゃ)の音
  夢か現(うつつ)か 蜃気楼(しんきろう)
  噫(ああ) 振り返れば 出鱈目(でたらめ)な 私の足跡
  停車場(ていしゃば)などない 迷妄汽車(まうぽっぽ)

二、微睡(まどろ)めば浮かぶ 満天の星
  たたなづく影 青垣(あをがき)よ
  軋む軌条と 走る汽車の音
  誘(いざな)ふ古里(ふるさと)の 山河(さんが)
  噫 振り返れば 呆(あき)れちゃふ 私の足跡
  降車口などない 迷妄汽車

瓊戈の上に現れた、着物姿の鈿女笹媛(うずめさひめ)。

聴(き)き惚(ほ)れる!

お多福(おたふく)のお笹媛(おさき)による、宇宙演歌(スペースえんか)オンステージだ。

三、昇る旭(あさひ)よ 月の御船(みふね)よ
  心の隙(すき)を 照らしゆく
  軋む軌条と 走る汽車の音
  車窓(しゃさう)に射(さ)す 泪(なみだ)の雨
  噫振り返れば 愛(いと)ほしい 私の足跡
  さよなら私 迷妄汽車

  噫 心の影法師(かげぼふし) 眩(まばゆ)く立つ 命の焰(ほむら)
  いま乗り継ぐのは 大蛇汽車(をろぽっぽ)


【よいこのみんなの合言葉を唱へよう♪】

〽️
いやさかえ
いのちいやちこ
さいはひよいち
まほらとこいは
みつのたま

南無あれかし大明神
南無あれかし大明神
南無あれかし大明神

つづく。