『なんぞころびやおき 地球慕情篇』(47) | 『さいはひよいち』日本古来の人生観 常の理三つ子の魂 島根半島は勾玉宝船 山陰(島根鳥取)はたまをろち瑤大蛇 あれかし山の峠杣一日・著

『さいはひよいち』日本古来の人生観 常の理三つ子の魂 島根半島は勾玉宝船 山陰(島根鳥取)はたまをろち瑤大蛇 あれかし山の峠杣一日・著

島根県松江市東出雲町、あれかし山の峠杣一日です。
島根半島(島根島)は勾玉宝船、山陰(東方鳥取瑠璃光藥師少彦名神、西方島根極樂阿弥陀大国主神)は瑤大蛇(たまをろち)。常の理(とはのことわり)あれかし大明神鎮まる意宇の古都から常の親子(085)の物語を書いてゐます。


『なんぞころびやおき 地球慕情篇』

(47)

峠杣一日・著

我等の命、三子魂(みつごだま)。

無論、常の理(とはのことわり・永久の理)が宿(やど)ってゐるのだが、ほったらかしてをいては発現(はつげん)しない。

実にげに、宝の持ち腐(ぐさ)れといふやつだ。

時に私(わたくし)といふのはム(私の古字)=無(精神・未来)、つまりは志(こころざし・心の向き)のことである。

(千(たくさん)の人(先祖)があるから私)

すなはち、常(とは)の人世観(目的)と人世設計(目標)こそは私そのものでもある。

とまれ、ほっぽらかしには迷妄念々(めいまうねんねん)が蔓延(はびこ)り、怪人(くわいじん)腐眼弾丸(くされめだま)にも変はりかねないのだ。

「きょえええ!
わいの欠片(かけら)を返せいいいっ!」

まうぽっぽが、再び糞ちく邪弾(くそちくじゃま)を放つ。

をろぽっぽ、危ふし!

しかし、さうは烏賊(いか)の金玉だ。

猿田彦(さたひこ)の笹彦鶴(さひこづる)と天鈿女(あまのうずめ)の笹姫亀(さひめがめ)が、をろぽっぽとの合体体勢に入った。

四散(しさん)する糞ちく邪弾の黒烟(こくえん)、その中から姿を現したのは銀(しろがね)眩(まばゆ)い巨大な玉戈(たまほこ)。

噫(ああ)、霊験(れいげん)霊幸(たまぢは)ふ大笹霊(おほさち)の瓊戈(ぬほこ)である。


【よいこのみんなの合言葉を唱へよう♪】

〽️
いやさかえ
いのちいやちこ
さいはひよいち
まほらとこいは
みつのたま

南無あれかし大明神
南無あれかし大明神
南無あれかし大明神

つづく。