『なんぞころびやおき 女神御前篇』(21) | 『さいはひよいち』日本古来の人生観 常の理三つ子の魂 島根半島は勾玉宝船 山陰(島根鳥取)はたまをろち瑤大蛇 あれかし山の峠杣一日・著

『さいはひよいち』日本古来の人生観 常の理三つ子の魂 島根半島は勾玉宝船 山陰(島根鳥取)はたまをろち瑤大蛇 あれかし山の峠杣一日・著

島根県松江市東出雲町、あれかし山の峠杣一日です。
島根半島(島根島)は勾玉宝船、山陰(東方鳥取瑠璃光藥師少彦名神、西方島根極樂阿弥陀大国主神)は瑤大蛇(たまをろち)。常の理(とはのことわり)あれかし大明神鎮まる意宇の古都から常の親子(085)の物語を書いてゐます。


『なんぞころびやおき 女神御前篇』

(21)

峠杣一日・著

平和とは、常の理(とはのことわり・平)に和(やは)らぐ事である。

平:三つ子の魂(父×母=子)の姿で、常の理(とはのことわり)。
(※人間は常の理の化身である)

和:調ふ・ハーモニー。
(※自他共に三つ子の魂が育まれてゐなければ和合し得ない)

言はゞ平和とは三つ子の魂といふ文化の産物であり、常の理(とはのことわり)の現し世(うつしよ)を言ふのであらう。

人世(人生)の核心(かくしん)は三つ子の魂であり、即ち家の命を育む事こそが和(やは)らぎを産み出す基(もとゐ)となる。

惑(まど)ふ人から生きる私へ、漂(たゞよ)ふ国からまほら(まほろば)の国家へ。

其処に芽出度(めでた)く、順行の精神が芽生える。

本当の和(やは)らぎは、三つ子の魂を育まなければ得られないのである。

父×母=子
精神×肉体=生命
神武理念×女神信仰=常の現し世(トハノウツシヨ)
国家×個人=人世(人生・世界)

世に聞こえる世一(よいち)の七福神が全て弁財天女の化身とも言はれるのも、此の間の消息(せうそく)を現してゐるのだらう。

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つゞく。