『豆鼕講座(お豆さんの豆講座)』第六十五回:尊厳 | 『さいはひよいち』日本古来の人生観 常の理三つ子の魂 島根半島は勾玉宝船 山陰(島根鳥取)はたまをろち瑤大蛇 あれかし山の峠杣一日・著

『さいはひよいち』日本古来の人生観 常の理三つ子の魂 島根半島は勾玉宝船 山陰(島根鳥取)はたまをろち瑤大蛇 あれかし山の峠杣一日・著

島根県松江市東出雲町、あれかし山の峠杣一日です。
島根半島(島根島)は勾玉宝船、山陰(東方鳥取瑠璃光藥師少彦名神、西方島根極樂阿弥陀大国主神)は瑤大蛇(たまをろち)。常の理(とはのことわり)あれかし大明神鎮まる意宇の古都から常の親子(085)の物語を書いてゐます。


『豆鼕講座』(お豆さんの豆講座)

第六十五回:尊厳(そんげん)

峠杣一日・著

たふとくおごそかなるは、常の命(とはのいのち)・常の理(とはのことわり)である。

即ち人生とは、生命の尊厳を現す事とも言へる。

「父×母=子」
「精神×肉体=生命」
「未来×過去=現在」

生命とは三つ子の魂でひとつ、一(いち)である。

其れは常の理(とはのことわり)の令(みことのり)(令の口アリカが命)を生きる事であるから、此の根幹が育まれてゐなければ人心は歪(ゆが)まざるを得ない。

殊(こと)に、本来親の働きに結ぶ金(きん・かね)や性(せい・さが)について歪(ひづ)みが出やすくなる。

然(さ)れば、生命の尊厳を自(みづか)ら害(そこな)ふ事ともなる。

どうやって生まれて来たのか、どうやって育まれて来たのかといふ事に思ひを致し、願はくは大(おほ)らかに常の理(とはのことわり)を育む和(やは)らぎの世に結びたい。

あゝ、いちよあれかし。

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つゞく。