『なんぞころびやおき』④ | 『さいはひよいち』日本古来の人生観 常の理三つ子の魂 島根半島は勾玉宝船 山陰(島根鳥取)はたまをろち瑤大蛇 あれかし山の峠杣一日・著

『さいはひよいち』日本古来の人生観 常の理三つ子の魂 島根半島は勾玉宝船 山陰(島根鳥取)はたまをろち瑤大蛇 あれかし山の峠杣一日・著

島根県松江市東出雲町、あれかし山の峠杣一日です。
島根半島(島根島)は勾玉宝船、山陰(東方鳥取瑠璃光藥師少彦名神、西方島根極樂阿弥陀大国主神)は瑤大蛇(たまをろち)。常の理(とはのことわり)あれかし大明神鎮まる意宇の古都から常の親子(085)の物語を書いてゐます。


『なんぞころびやおき』



峠杣一日・著

世は三つ子の魂であり、ひとつである。

父×母=子
精神×肉体=生命
未来×過去=現在
結び×始め=中今

此の事を、常の理(とはのことわり)と言ふ。

私達はそんな常の親子(とはのおやこ)なのだから、人生の目的も意味も理由も倖せも、常の理(とはのことわり)を現して行く事に他ならない。

古来、和(やはらぎ・わ)と呼んで親しんでゐるものであらう。

命に宿る常の種(とはのたね)を萌芽(はうが)させ得ず、いつも胸にぽっかりと奈落(ならく)の風穴を抱へて彷徨(さまよ)った浮き世の風来坊(ふうらいばう)・転何(ころびなんぞ)。

懐かしく見晴るかす花の雲の向かふには、霊峰大山(れいほうだいせん)がぐんゝゝと天を衝(つ)いてゐる。


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<本の紹介>

甦れ日本古来の人生観。
常の理・三つ子の魂。
世は常の親子なり。

『扨抑双紙 以千代安礼賀志』(峠杣一日・著)
送料込1,980円

(詳細は1/6の記事を見て下さい)

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【転何】(ころびなんぞ)

(やがて阿弥陀仏とひとつになり、蓮権現となった姿)

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