『なんぞころびやおき』
②
峠杣一日・著
世は常の親子(とはのおやこ)である。
親が子に伝へるべきは常の理(とはのことわり)であり、其れを共に育む事が人生の本質であるといふ事だらう。
さて、此処に山寺があるのは薬師信仰を端緒(たんしょ)としてゐるらしい。
や、薬師如来像の持つ薬壺(やくこ)からもくゝゝと煙が立つと、其の中から人影が現れた。
枕木薬師の化身・壺舟和尚(こしうをしゃう)、転何(ころびなんぞ)に常の理(とはのことわり)を説いた師である。
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<本の紹介>
甦れ日本古来の人生観。
常の理・三つ子の魂。
世は常の親子なり。
『扨抑双紙 以千代安礼賀志』(峠杣一日・著)
送料込1,980円
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【転何】(ころびなんぞ)
(10代~30代前半の姿)
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