『扨抑物語』第二幕 二十五 | 『さいはひよいち』日本古来の人生観 常の理三つ子の魂 島根半島は勾玉宝船 山陰(島根鳥取)はたまをろち瑤大蛇 あれかし山の峠杣一日・著

『さいはひよいち』日本古来の人生観 常の理三つ子の魂 島根半島は勾玉宝船 山陰(島根鳥取)はたまをろち瑤大蛇 あれかし山の峠杣一日・著

島根県松江市東出雲町、あれかし山の峠杣一日です。
島根半島(島根島)は勾玉宝船、山陰(東方鳥取瑠璃光藥師少彦名神、西方島根極樂阿弥陀大国主神)は瑤大蛇(たまをろち)。常の理(とはのことわり)あれかし大明神鎮まる意宇の古都から常の親子(085)の物語を書いてゐます。


扨抑物語 第二幕
峠杣一日

二十五、

島根半島を上空から眺めると、所謂(いはゆる)「出雲国風土記」に伝へる通り、四つの部分が組み合はされて出来てゐる様に見て取れる。

西側から順に、
(一)龍の頭
(二)船体
(三)俵や宝物が積まれた上に帆、下部に龍の手足
(四)船尾から龍の尻尾。

といふ様に、島根半島は龍が弁財船(べざいせん)を背負った宝船であり、磐船(いはふね)でもある風格を有してゐるのだ。

(カメララフスケッチ
上:島根半島
下:黄金の宝船・磐船)

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大山(だいせん)と三瓶山(さんべさん)を係船柱(けいせんちゅう)、出雲国と伯耆国を母港と見立てれば、隠岐国は航路を導く灯台ともならう。


(カメララフスケッチ
扨抑物語概念図)

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