『あれかし大明神』(扨抑物語 第二幕 序) | 『さいはひよいち』日本古来の人生観 常の理三つ子の魂 島根半島は勾玉宝船 山陰(島根鳥取)はたまをろち瑤大蛇 あれかし山の峠杣一日・著

『さいはひよいち』日本古来の人生観 常の理三つ子の魂 島根半島は勾玉宝船 山陰(島根鳥取)はたまをろち瑤大蛇 あれかし山の峠杣一日・著

島根県松江市東出雲町、あれかし山の峠杣一日です。
島根半島(島根島)は勾玉宝船、山陰(東方鳥取瑠璃光藥師少彦名神、西方島根極樂阿弥陀大国主神)は瑤大蛇(たまをろち)。常の理(とはのことわり)あれかし大明神鎮まる意宇の古都から常の親子(085)の物語を書いてゐます。


あれかし大明神
~扨抑物語 第二幕
峠杣一日

序、

宇宙には、未来の果ても過去の果てもない。
全ては、一つであるからだ。


今、黄金(くがね)の宝船が、眩く宇宙を飛んでゐた。

全長七十kmもあらうかといふ黄金(わうごん)の龍の上に、やはり黄金(わうごん)の弁財船(べざいせん)が乗っかってをり、星々の煌めきを帆に孕ませてゐる。


やがて、其の針路に地球が見えて来た。

此処に、常(とは(永遠))の命(いのち)の物語が幕を開け様としてゐた。


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