サポートメンバーのkodemariです。

こんにちは!

 

マスクシリーズ①~⑤、お読みくださったみなさま、ありがとうございます(^^)

 (シリーズへのリンクは文末にあります)

 

布マスク、入手できましたか???

布マスクは、洗って何度も使える便利さがある一方、

医療用ではないし、取り扱いにも注意が必要です。

今日はその、布マスクを使うときの注意点について、お話したいと思います。

 

私は医療関係者でもなんでもないただの主婦ですが、

主婦なりの目線で調べて、気づいた大切なこと、

是非、読んでみてください。

※ 情報はすべて、私が独自に集めたものです。
情報元のリンクを貼っていますので、気になる方は確認してみてくださいね。

 

-----------------------------------------------

マスクシリーズ⑥

布マスク、その使い方で大丈夫?


【目次】

 1) 予防ではなく、エチケットとして使おう

 2) 布に付着したコロナウイルスの特性を知ろう

 3) マスクのつけ方外し方、ここに気をつけよう

 4) 布マスクを正しく洗濯しよう

 5) マスクを作るなら、家にあるものを使おう

 

-----------------------------------------------

 

1)予防ではなく、エチケットとして使おう

 

”布マスクの予防効果は低い” ということは、

すでに広く周知されていることと思いますが、

確認の意味を込めて、まとめてみます。

 

 

密室で誰かがくしゃみをした場合、

飛沫は4m先まで飛ぶそうです。

   

水分を含んだ飛沫は、布マスクをしていればある程度は防げるかもしれません。

ただその中でも小さな粒子は、3時間浮遊し続けるそうです

(4/26フジテレビの特番で報道されていました)。

ウイルスが乾燥して浮遊した状態であれば、布マスクでは殆ど防げません。

 

 

布マスクをする効果として期待されるのは↓

 ・ 自分の飛沫を飛び散らさない

 ・ ウイルスに触れた手で、自分の口や鼻を触るのを防ぐ

 ・ エチケットとして

 

逆に、布マスクの危険性としては↓

 ・ 予防効果を期待しすぎる

 ・ マスクの外面に触れたり、何日も使い続けたりすると感染リスクが高まる

 

マスクの取り扱いには充分気を付けた上で、

”自分も感染しているかも” という意識をもって、布マスクを心掛けたいと、私は思います。

 

そして感染予防には、手洗い!をしましょう。

 

  

手洗い=移らない  マスク=移さない

 

 

※ マスクの効果について、分かりやすいサイトを見つけました。

 ウイルスの大きさなどが、図とともに解説されています↓

  ヘルシーパスブログ

 

※ 下の画像は、海外のNewsサイトからです。

Virus(ウイルス)、Dust(ほこり)、Bacterial(細菌)、Pollen(花粉)、です。

「Cloth Mask(布マスク)」というのが、どの程度の素材や厚さのものなのか分かりませんが、

ほこりやウイルスには効果が殆どないようです↓

画像 : biz Today より

 

新型コロナウイルスの大きさは、0.1ミクロンだそうです。
衝撃的な画像を見つけたので、添付します。

 

柱みたいなのが、人間の髪の毛、

白い矢印の先にある、針の先ほどの白い点が、ウイルスです。

(画像:Clara Sidorさんという細胞生物学者のTwitterより)
(「Sars-Cov-2」というのは、新型コロナウイルスのウイルス名です)

(ちなみに、よく聞くCovid19というのは病名ですWikipediaより))


髪の毛100ミクロン(普通、髪の毛は50~100ミクロンです)に対し、ウイルスは1/1000だそうですWikipediaより)。

インフルエンザウイルスなど、他のウイルスも同じ大きさだそうです。

 

これでは、マスク効果ないと言われても仕方ない気がしますね💦
ともかく、敵を知りましょう!

 

-----------------------------------------------

 

2)布に付着したコロナウイルスの特性を知ろう

 

香港大学の実験によると、

布に付着したコロナウイルスは、検出されなくなるまでに2日かかったそうです。

また、医療用マスクの例では、外側に付着したウイルスの感染力は、他のものより長く持続したそうです。

(室温22度、湿度約65% での実験)

Newsweek「新型コロナウイルス、モノの表面にはどのくらい残り続ける - 実験結果?」より)

 

このことから、

 使ったマスクは、毎日きちんと洗いましょう!

 マスクの外側を触らないようにしましょう!

 

 

参考までに、布以外の実験結果はこちら↓

 ・ 印刷物・紙類・・・・・・・3時間

 ・ ティッシュペーパー・・ 3時間

 ・ 布製品・・・・・・・・・・・・2日

 ・ 加工木材・・・・・・・・・・2日

 ・ ガラス・・・・・・・・・・・・・4日

 ・ 紙幣・・・・・・・・・・・・・・4日

 ・ ステンレス・・・・・・・・・ 7日
 ・ プラスチック・・・・・・・・ 7日
 ・ 医療用マスクの内側・・7日

 ・ 医療用マスクの外側・・7日経っても検出あり

(室温22度、湿度約65% での実験)

 

 

ちなみにこのNewsweekでは

37度の暑さではウイルスの生存力は低下する、と書かれていますが、

気温や湿度は影響しない、とするサイトもあります

(現に、南半球や南国でも感染拡大しているからです)。

新型コロナウイルスについては、まだまだ実態が解明されていないということだと思うので、
上記の実験も、参考程度と考えた方が良いかもしれないことを、ご了承ください。

 

 

-----------------------------------------------

 

3)マスクのつけ方外し方、ここに気をつけよう

 

布マスクだけでなく、使い捨てマスクについても同様ですが、
マスクを使う時に、特に気をつけたいポイントがあります。

 

■ つけ方 : 鼻と口を覆い、フィットさせる

マスクと顏の間にできる隙間から漏れる空気は

40%にもなるそうです(国民生活センター調べ)。

ノーズワイヤー入りのものを選んだり、

顔の大きさに合ったものを選ぶなどして、フィットさせましょう。

 

■ つけている間 : マスクに触れない

飛沫やほこりなどは、マスクの表面に多く付着します。

そこに触れた手で、顔や目に触ると却って危険です。

マスクの形を整えたくなったりしがちですが、なるべく触らないようにしましょう。

 

  

■ 外し方 : 表面に触れないよう、ゴム部分を持って外す

外す時も同様に、マスクの表面には触れないように気を付けましょう。

 

※ 外出先で、一旦外してまた使いたい時は、マスクケースがあると便利です。

布もの、箱のもの、ハンドメイドなど、色々な種類があります

小学館のサイトに、マスクケースの種類が載っています)。

但し、マスク同様、取り扱いには充分注意してください。

 

■ 外した後 : 手を洗う

ここまですると完璧です✨

マスクだけでなく、ハンカチも常に持ち歩きたいですね。

 

■ 外した後のマスク : マスクは、毎日洗剤で洗う

洗い方は次項を見てください。

 

 

 

-----------------------------------------------

 

4)布マスクを正しく洗濯しよう

 

布マスクの洗い方については、以前

過去記事マスクシリーズ③で、岡山LIVINGさんのサイトを紹介しましたが、
その元となった厚生労働省の動画があるので、貼っておきますね(内容はどちらも同じです)。

 

■ 厚生労働省による、洗濯の手順

 1.衣料用洗剤で手洗いする

 2.塩素系漂白剤でつけ置き&よくすすぐ

 3.タオルで水分を取り、陰干しする

 

界面活性剤入りの洗濯洗剤を使うことがポイントみたいです

 (普通の衣料用洗剤には入っています)。

新型コロナとSARSはよく似ていて、SARSには界面活性剤が有効だったからだそうです。

 

(ちなみに私は、

普段、合成洗剤や漂白剤を使用しない生活をしているので、

煮沸消毒してからおひさまに干そうと思います。個人的意見です。

環境汚染や生態系への悪影響を考えると、化学洗剤の大量消費を推奨するのも気が引けるので、一言書かせていただきました。 気になる方は調べてみてくださいね。)

 

 

■ 布マスクの洗い方で、避けた方が良いこと

・ 揉み洗い ← 布が傷んだり、ほつれたりする(特にダブルガーゼ)

・ 乾燥機にかける ← 縮む。形が崩れる

 

 

ちなみに・・・

■ 洗濯以外での、コロナウイルスの消毒について

布マスクの話からは逸れますが、

有効とされる方法には、こんなものがあります

   ↓

・ アルコール消毒(濃度70~83%以上) 

  (参考:厚生労働省『コロナウイルス感染症の発生に伴う高濃度エタノール製品の仕様について』

・ 家庭用中性洗剤

・ 台所用合成洗剤(界面活性剤)(1Lに5~10cc) 

  (以上参考:あさイチ『新型コロナウイルス いま知りたいこと』

・ 塩素系漂白剤(濃度0.05%) 

・ 煮沸(80度で10分間) 

  (以上参考:厚生労働省 『新型コロナウイルス対策 身の回りを清潔にしましょう』

 

また、

・ 紫外線

・ 温度や湿度

については、私が調べたところ、様々な意見があり、まだ解明に至っていないようです。

 

 

-----------------------------------------------

 

5)マスクを作るなら、家にあるものを使おう

 

マスクを作るためのダブルガーゼやゴムは、

今やどこも品切れで、なかなか手に入りません。

それでも、布屋さんには、マスク作りのお客さんが大勢集まっているのを見かけました。

ウイルス対策をするのに、逆に密を作ってしまっては意味がありません。。。

 

実は、

マスクは、家にあるもので充分作れます!!

是非、ステイホームで、工夫してみてください。

 

  

 

■ 生地は、こんなものが使えます↓

 ・ 使わないハンカチ

 ・ 小さくなった子供のTシャツ

 ・ 染みが付いてしまったブラウス

 

ポイントは、綿100% であることです。

ニット地も使えます(ミシンでは少し縫いにくいですが)。

口に当ててみて、薄過ぎたら3重4重にすればいいし、

厚手なら裏表だけで大丈夫です。

  

 

■ ゴムは、こんなものが代用できます↓

 ・ 使い捨てマスクのゴムをリサイクルする

 ・ いらないストッキングやタイツを輪切りにする

 ・ ヒートテックを2㎝幅に切る

 

ゴムにする場合は、綿100%でないものの方が伸縮性があります。

 

 

■ 代用品については過去記事を参考にしてください。

『マスクを作ろう!Wガーゼの代替品と、生地の買い方』

『マスクを作ろう!ゴムとワイヤーの代用品』

 

-----------------------------------------------

以上です。

長々とお読みくださり、ありがとうございました!

 

完璧にやろうとすると、却って辛くなりますが、
ちょっと覚えておくだけでも便利だと思うので、

是非、参考にしてみてくださいね。

 

 

 

マスクシリーズ

 第1回  『ハンドメイドマスクが買える!岡山の作家さん紹介』

 第2回  『ハンドメイドマスクを取り扱う、岡山の雑貨屋さん紹介』

 第3回  『マスクを作ろう!初心者向けやアイデアマスクも』

 第4回  『マスクを作ろう!Wガーゼの代用品と、生地の買い方』

 第5回 『マスクを作ろう!ゴムとワイヤーの代替品』

 第6回 『布マスク、その使い方で大丈夫?』

 第7回 『立体マスクをきれいに仕上げるコツ』

 

 

 

<cococara okayama 今後の予定>

 

 

<サポートメンバー:kodemari (岡山初心者歴 3年)>