今年の（私にとっての）新入社員研修シーズンもそろそろ終盤。
身体もかなりクタクタになってきました。(^◇^;)
以前勤めていた人材コンサル会社では
新人研修はほぼやったことがなかったので（新人研修はやっていない会社でした）、
今年で4回目だったわけですが、
なんというか、
好きだなぁ、若い人たちとの場は。(^-^) と思います。
フレッシュで、こちらも気持ちがよいです。
ありがたいことに、
武者修行なども含め、
若い方たちに接する機会が増えて
とても嬉しく思います。
そういえば、
独立した理由の中に
もっと若者と接したい
という想いもありました。
（と思い出しました。汗）
ただ一方で、
残念に感じることもあります。
よい意味でとんがってる子が少ないなぁ、ということ。
元気もない。
（私が一番元気、だったりする。(ｰ ｰ;) おいおい ）
なんていうんだろ、【省エネ】な雰囲気。
そして、
しつけや立ち振る舞いについて、
おいおい、大丈夫かい！？
と思わずつっこみたくなるレベルの子が多いこと。
たとえば、
細かいことですが、
机の下の足ぐせが悪い
（靴脱いだり、足が遊んでる）
タイトスカートの間からおパンツが見えちゃってる（足開きすぎ）
廊下ですれ違う時に目を見てあいさつしない（できない？）
「ありがとうございます」が自然に言えない
プリントを渡す時に無言かつ片手でぱっと取る
よくわからないけど、なんだかもじもじ？している
…ええと、
あのさー、小学生じゃないんだからさー
社会人なんですよー
と。いろいろ驚かされること多数。
『そういう態度をとったら、
相手はどう思うんだろう』
そういう観点が、弱い気がする。
想像力、ともいうのかな。
正直、コミュニケーションの中身も物足りない。
深めるような問いかけをしたときに、
「うーん、わかりません」で終わらせる子が多い。
内省に慣れてないのは仕方ない。
だけど、探求することをあきらめるのが
どう考えても早すぎる。
そして、さらに気になること。
グループでの意見交換が、
意見披露にしかなってない。
お互いへの関与が低い。
ディスカッションになってない。
こんなこと言ったらどう思われるかな
人を傷つけたくないな
人にめんどくさいやつと思われたくないな
という意識が強くて、
相手を尊重する、配慮する、
というステキなことばを盾に、
関わらないことを正当化してる。
ように感じる。
もちろんこうなったことは、
彼らだけのせいじゃない。
周りにいた大人たちの責任も大いにあるわけで。
もちろん、
彼らならではの特性、強みもいっぱいある。
ほんとにすごいところもいっぱいある。
うらやましく思うくらい。
だからこそ、
減点になりそうなところは
直していこうぜ。
はたらくことは生きること。
人生の質を高めるには
仕事の時間の質を高めることが不可欠だと
思っています。
がんばれ、新入社員！
