今日はキャリア研修でした。
30歳の社員向けに、今までの自分とこれからの自分を考えていただきました。
私は「どう働くか」というのは「どう生きるか」とほぼ同じだと思っていて、
キャリア研修というのは、すなわち、会社というフィールド上で、自分がどういう生き方をしていくかを考える時間、だと思っています。
1週間の大半を会社で仕事をして過ごしていく私たち。
仕事は仕事、と割り切っているのはもちろん個人の価値観ですから否定はしませんが、
それって1週間の大半を本来の自分と違う自分で過ごしているようなものです。
それって、とてももったいない!
“生き”ているのは、
“息”をしているだけではなくて、
“活き”活きしていてほしい。
どう仕事に取り組むか、すなわち、どう会社での日々を過ごすのか、は
自分しだいです。
自分の態度は自分で選べます。
研修でお会いする受講生たちは、一人ひとりに可能性があって、
それに気づいている人も気づいていない人も、すでにもうあきらめかけている人も
いろいろな人がいますが、
私はできるだけ多くの人に
「あ、私は変われる!もっとすてきな自分に変わりたい!」と
いう気づきと一歩踏み出す勇気をもつお手伝いをしているのだと思っています。
今日の受講生が、素敵なコメントを言ってくれました。
「自分たちが変わることで会社も変わるんですよね」
会社と自分とがすごく遠い関係だったり、すごくドライな関係だったり、
いろいろあると思いますが、
せっかくなら、一緒に成長できる関係でありたいですね。
そういう意味で、今回の受講生はとってもいいところに気づいたなあと思いました。
私たちは会社の嫌なところに目が行ったり、会社の文句はたくさん出てきますよね。
でも、その会社を選んでいるのは自分だし、そこにいるのも自分。
文句を言うより、そこに愛着を持ったり、つながりを感じながら過ごしたほうが、
ずーっと楽しいし、自分のためにもなります。
会社の強みは誰が作っていますか?
会社の未来は誰が作りますか?
全部自分たち一人ひとり、ですよね。
歯車であることを嫌う前に、
歯車ひとつでも欠けたら、大きな機械も動かない。
歯車であることはそんなに悪いことじゃないと思いますが
どうでしょうか。