今日は東大で開催されているLearning Barに参加してきました。
Learning Barとは
組織学習・組織人材の最先端の話題をあつかう研究者と実務家のための研究会
で、東京大学の中原 淳先生が中心となって開催されています。
軽く食事をしながら、
一方的に講義を聞くのではなく、
参加者同士がテーマについて“対話”もします。
中原先生は「大人の学び」を研究されている方で、最近の人材開発業界(?)で最も注目されている方の一人です。
年齢も若く(私とそれほど変わりません)、
「大学の先生!」という感じではなく(いい意味で)、
もちろん学者の先生なのですが、
現場の感覚とすごく近いように思います。
今回のテーマは
『職場の中の孤独を克服せよ』というもので、
社員が集い、つながりを深め、学ぶことのできる場を社内につくれるのか
について、
リクルートエージェントの「ちゑや」という活動事例が紹介されました。
さすが、リクルート!という感じの事例でした。
他社で同じようにできるかどうかはわかりませんが、
仕掛ける側のマインドについては共感できるものがたくさんありました。
中心で活動されている中村さんという方が、なんてったって熱い!
いい意味で遊び心を忘れずに、フットワーク軽く、
「おもしろいこと仕掛け人」みたいな活動をされていて、ステキでした。
活動の内容自体も参考になりましたが、
中村さんの人としてのあり方、がとても印象に残りました。
中村さんは「楽しくやろう!」ということにとてもこだわっていらっしゃいました。
この「楽しく」というのがよく誤解をされるのですが、
「楽しく」とは、決してふざけたり、適当にやる、ということではないし、
遊んでいる、というのとも違いますよね。
(でも、よく混同されている気がします・・・)
「楽しく」するためには、何か新しいことを工夫したり、アイディアを考えたり、と
何か変化を生み出すために動いていないといけないし、
いろんなことにアンテナを張って、
どんどん積極的に行動して・・・
けっこう実は大変なことだと思います。
でも。
本当の「楽しさ」を追求している人は、
そのプロセス自体を楽しめる力が身についてくるのかもしれませんね。
最近、その人のあり方(コーチングでは“Being”なんていったりしますが)
みたいなものにものすごく心を打たれることが多いです。
人の生き様からメッセージをもらいますよね。