昨日今日と、ある企業様で「ダイバーシティ研修」を行ってきました。
今回私はアシスタントとして、コースをお手伝いしました。
時々こうやって他の講師の先生のコースをアテンドし、
研修プログラムの開発や講師スキルの向上に生かしたりします。
今回の講師は、松丘さんと佐々木さん。
一人の講師ではなく、二人で行うからこそのダイナミズム。
場が動きます。
そして、
受講生も男性管理職と女性若手社員。
これもまた、ダイナミズムです。
講義は必要最小限に、
あとは大部分を受講生同士のかかわりあいの時間に。
“議論”ではなく、“対話”をしていただきました。
受講生にとってははじめての体験が多く、
いつも仕事で使うところとはまったく違った部分を使って
(頭も心も体も!?)
きっと疲れただろうな、と思いながらも、
皆さんの目の輝きと姿勢を見る限りでは、
きっといろんなことを感じてお帰りいただけたのでは、と思っています。
いろんなことを書きたいのですが、
ネタばれになってしまうので・・・またの機会に。
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ちなみに、
ダイバーシティと聞くと皆さんはどんなことを思い浮かべますか。
女性活躍推進?
外国人の活用?
シニア層の活用?
女性が働きやすい職場環境を整える?
ワークライフバランスを推進する?
どれも間違ってはいないのですが、
どれもダイバーシティのほんの一部に過ぎません。
ダイバーシティ推進とは
「人材の多様性をビジネスに活かすこと」、
つまり「一人ひとりの違いを活かすこと」です。
ですから、女性男性に限らず、
一人ひとりが自分らしさを発揮しなければいけない、のです。
自分ならではの価値、を個々人がしっかりと発揮しなければいけない
となると、
言われたことをきっちりやる、
求められることに応える、
というだけでは足りないのです。
なぜなら、
それだけでは
「その仕事をあなたがやる理由」にならないからです。
だから、実はけっこう厳しいお話なのです。
研修に参加していた女性社員はもちろん、男性管理職たちも
この話を聞いたときにぱっと目の色が変わりました。
よい意味でのショックを受けていたように見えました。