今年に入ってから、いくつか興味をもって学んでいることがあるのですが、
その一つが「場づくり」。
以前のブログで、「研修の現場が好きです
」という内容を書きましたが、
“場”の持つエネルギーに、最近は興味を持ち、学んでいます。
私が講師として心がけているのは
受講生が『いつの間にかノッてしまう、場づくり』です。
知らない間に興味を持って、気づいたら研修に入り込んでいた、
本音がポロリと出ていた、
時間があっという間に流れてしまった、
という場にすること。
そのために、いろいろな工夫を考えたり、作戦を練っています。
事前に綿密な計画・デザインをする。
そうはいっても研修は生ものなので、
当日になってみて思いもかけないものが生まれたりしたら
その流れをちゃんと活かす。
講師として毎回できる限りのことは試みて、
何より、毎回自分自身もノッてくるように、スイッチON!
いろいろな人とのかかわりで、新しいものが生まれてくる
このグループダイナミズムを体感できることが、
研修講師の醍醐味だなあと思います。
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私自身、小学校や中学校の頃を振り返ると、
生徒会や学校行事なんかを計画したり、盛り上げたり、仕切ったりすることが
けっこう好きだったなあ、と。
全校生徒が一緒に盛り上がったり、楽しんだりする機会をつくったり、
あれこれ作戦を練りながら、プロデュースするのが好きだったなあ、と
思い出しました。
たぶん周りの友達からは「あやちゃんは目立ちたがり屋だから・・・」とか
思われていたのかもしれませんが(汗)私自身の思いとしては・・・
私がやるからには、絶対他とは違うものにしたい、とか
私たちの代だからこその味を出したい、とか
みんなの“記憶”に残るようなものにしたい、とか
幼いながらもけっこうあれこれ考えていたんですね~、実は。
今の仕事に、実はつながっていて、ほんとにおもしろいものです。
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場づくり、というテーマでは、
最近読んでおもしろかった本です↓
組織の風土改革がテーマですが、とても読みやすかったし、
私が勉強しているエッセンスが凝縮されていました。
ちなみに。友人が登場人物だったので、余計にリアルでした^^
甦る組織―ファシリテーター
著者:芦崎 治
販売元:幻冬舎メディアコンサルティング
発売日:2009-02
おすすめ度:![]()
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