先日母と一緒にゴーギャン展
を見に行ってきました。
とってもよい時間でした。
個人的にゴーギャンの絵は好きです。
生命の力強さのようなものがずっしりと伝わってきます。
圧倒されます。
我々はどこから来たのか
我々は何者か
我々はどこへ行くのか
哲学的な言葉ですよね。深くて。
思わず立ち止まってしまいました。
それにしても・・・人の多いこと。
ルーブル美術館展はもっとすごいことになっていましたが・・・
(入場までに1時間以上並びました)
今回もやはり人気のある画家ということで、混雑していました。
興味のある方はたぶん来週で終わると思いますのでお早めに。
ゴーギャン展を見た後、皇居を母と二人で散策。
東京に10年以上住んでいますが、皇居を散策するのは初めてでした。
緑がいっぱいで、なんだかすごくリフレッシュできました。
新しいものと古いものとが共存しているところが
もしかしたら東京の魅力なのかもしれません。
母といろんな話をしました。
仕事のこと。
母も現役バリバリで働いています。
今は人事総務的なことも担当しているので、
そのあたりのことも含めて、「働く人のモラル、意識」なんてテーマで
けっこう熱く語りました。
職業観というのは、家族から大きく影響を受けると思います。
私は小さい頃から母の働く姿を見ながら大きくなって、
働く母を応援しながら成長してきました。
私がキャリア研修でお伝えしているメッセージは
もちろんエム・アイ・アソシエイツのメッセージではありますが、
実は私自身が小さい頃から培ってきた職業観でもあります。
どうしてお母さんはそんなに一生懸命働くの?と不思議に思う私に
母は、いつも働かせてもらえることのありがたさを話してくれました。
働くことを通して人の役にたつこと、
働くからこそ得られる喜び、などを伝えてくれると共に
何より働いている母の姿はとても楽しそうで、
それが私の目に焼きついています。
私自身はたくさんの人に、働くことの楽しさを伝えたいです。
もちろん、働くことは楽しいことばかりではなくて
99%はしんどいことかもしれません。
でも残りの1%の楽しさは、
しんどさも吹き飛ばすくらいの威力を持っていると私は思います。